高横断道路建設と反対運動の経緯  

                                                                                                    北海道労山理事長 小山健二
 
 

1965年(昭和40年) 地元に開発期成会が発足。現在の名称は、日高・十勝中央横
             断道路建設促進中札内村期成会と静内町期成金。
1970年        北海道開発局が調査を開始。
1974年        自然環境基礎調査を開始。
1978年12月28日  北海道は開発道路の新規採択に同意する。
1979年(昭和54年) 日高中央横断道路調査費を大蔵省が新規予算計上500万円。
      3月11日  北海道自然保護団体連合は道路建設反対を決議。
      6月30日〜7月2日 北海道自然保護団体連合は道路建設予定地(十勝側
             と日高側)の現地調査を行う。
      9月 2日  日高山脈を守る連絡協議会を結成。
1980年 6月 3日  日高山脈中央横断道路を考える・シンポジゥムー東京を開催。
      9月20日  日高中央横断道路建設反対全道総決起集会を帯広で開催。
     11月26日  日高山脈を考える超党派自然保護議員連盟結成。
             日高問題報告会を開催。
              大石武一・藤波孝生 = 自民
              岩壁寿喜男・五十嵐広三・小林恒人 = 社会
              小平芳平・竹内勝彦 = 公明
              和田耕作・中村精鋭一・木下敬之助 = 民社
              立木 洋 = 共産
              柿沢弘治 = 新自クラブ
              江田五月 = 社民連
              美濃部亮吉 = 無所属

1980年〜1981年 日高山脈写真展を道内と東京で開催。
            道路建設計画反対の決議と要望書提出団体
              (財)日本自然保護協会
              (財)国立公園協会
              (財)日本野鳥の会
              (財)世界野生生物基金日本委員会
              (財)観光資源保護財団
              (財)日本鳥類保護連盟
              (社)日本山岳会
               日本勤労者山岳連盟
               全国自然保護連合

1981年 2月28日  札幌市内に於いて日高中央横断道路建設反対決起集会を開催。
1984年 7月27日  第1回日高セミナーを開催。
      7月27日〜30日  2回目の道路建設予定地調査隊。コイボクシュシベ
             チャリ川から札内川へ縦走。

1984年 9月 4日  札幌市内に於いて建設反対全道集会を開催。
     10月15日  道路工事着工。
1985年 4月10日  朝日新聞に「日高中央横断道路建設反対」の意見広告を一面
             全面に掲載する。
1991年11月 7日  第8回日高セミナー開催後、道央地区勤労者山岳連盟は、道
             へ「工事中止を求める要望書」を提出。
2000年 2月 3日  (社)北海道自然保護協会は道と北海道開発局へ「日高横断
             道路事業の抜本的な再評価を求める要望書」を提出。
      4月13日  十勝自然保護協会は道と北海道開発局へ「日高横断道路事業
             の抜本的見直しを求める要望書」を提出。
      6月 2日  北海道勤労者山岳連盟は「日高横断道路建設中止の方向で再
            検討を求める要望書」を提出。
      9月  9日〜10日  第12回日高セミナーを開催
 
 
 


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