紀元節の復活と天皇の元首化に反対し、思想・良心の自由を守る
2・11十勝集会
【と き】 2001年211日(日) 午後2時〜4時
【ところ】 とかちプラザ視聴覚室(北海道帯広市西4条南13丁目 0155(22)7890)

講  演 「今、教科書があぶない!」 山本 政俊 氏(歴史教育者協議会)

【参加費】 一般500円 (高校生以下は無料)


国民の歴史  昨年の集会では、山本氏の講演「歴史に学び、歴史を創る」と題する講演の中で、戦争を美化する「戦争論」(小林よしのり)や「国民の歴史」(西尾幹二)の内容・意図を聞いて衝撃を受けました。現在彼らが中心となっている「新しい歴史教科書をつくる会」は、次年度の教科書採択に向けて中学校の歴史教科書を完成(いわゆる白表紙本)させ、文部省の検定を通そうとしています。その内容は今までの歴史認識を根底から覆そうとするもので、到底認めることはできません。今回の集会でも山本氏に講演をお願いしています。
 平和と民主主義を願うすべてのみなさんの参加を訴えます!

戦争論
白表紙本の内容の一例
●「2月11日は神武天皇即位の日を太陽暦になおしたものである。」(本文より)
●教科書のコラムとして「教育勅語」の全文を載せ、「これは父母の孝行や、非常時には国のために尽くす姿勢、近代国家の国民としての心得を説いた教えで、各学校で用いられ、近代日本人の人格の骨格をなすものとなった。」と記述している。
●「戦争は悲劇である。しかし、戦争に善悪はつけがたい。どちらが正義でどちらが不正という話ではない。国と国とが国益のぶつかりあいの果てに、政治では決着が付かず、最終手段として行うのが戦争である。アメリカと戦わずして敗北することを当時の日本人は選ばなかったのである。」(本文より)


◆主催 2001年度2・11、5・3十勝集会実行委員会
◆事務局団体 平和を守り、思想・良心の自由をかちとる市民の会
◆連絡先 高教組十勝支部(北海道帯広市大通南3丁目 電話 0155(22)7737)

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