紀元節の復活と天皇の元首化に反対し、思想・良心の自由を守る
2・11十勝集会

講演
 「歴史に学び、歴史を創る」
講師
 山本 政俊 氏(歴史教育者協議会)

【と き】2000年211日(金)午後2時

【ところ】とかちプラザ視聴覚室
北海道帯広市西4条南13丁目 0155(22)7890

【参加費】 一般500円

山本 政俊 氏

戦争論
よびかけチラシより

 1996年の12月に藤原信勝、小林よしのり、西尾幹ニら9氏が呼びかけ人となり、「新しい歴史教科書をつくる会」を発足、その後、1998年に小林氏は漫画「戦争論」を、1999年には西尾氏が「国民の歴史」を発刊しました。彼らは、戦後の歴史教育は間違っており、教科書の日本近代史は日本を悪者とみなす「東京裁判史観」にもとづいて自虐的に記述されていて、これでは自国の誇りは育たないなどと主張し、日本の侵略戦争を美化し、「従軍慰安婦」や「南京大虐殺」などが記述されている教科書を執拗に攻撃しています。さらに「戦争論」の中で、「日本人やめますか。それとも国のために死ねますか。」という二者択一をせまって将来の戦争に向けた備えをめぐる心構えを説き、あたかも戦争と平和の価値転換をはかるような論議を進めていることは見過ごすことはできません。
 また、これらの動きと歩調を合わすかのように「新ガイドライン法」が成立し、「日の丸・君が代」が法制化された今、まさに憲法をないがしろにして、戦争の準備が進められていることに大きな憤りを感じます。今こそ、過去の過ちを再び繰り返すことないよう、「歴史に学び、歴史を創る」ことが必要です。平和と民主主義を願うすべてのみなさんの参加を訴えます!

◆主催 2000年度2・11、5・3十勝集会実行委員会
◆事務局団体 平和を守り、思想・良心の自由をかちとる市民の会
◆連絡先 高教組十勝支部(北海道帯広市大通南3丁目 電話 0155(22)7737)


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