2010年8月2日
聞き書き・島の生活誌@
野山がコンビニ
沖縄島のくらし
編:当山 昌直、安渓 遊地
¥1,050(税込) 108頁
A5判 2009年2月10日発売

 戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット。沖縄島北部から3か所、中南部から2か所の5か所がとりあげ、山 の恵みやイルカ狩り、薪、肥料、イモ作り、稲作などの話から、自然をどのように利用し、人々がくらしていたかが見えてくる。

聞き書き・島の生活誌A
ソテツは恩人
奄美のくらし
編:盛口 満、安渓 貴子
¥1,050(税込) 110頁
A5判 2009年2月10日発売

 本巻では奄美の自然に根ざした村々のくらしについて奄美大島と請島、加計呂麻島での計8か所の聞き書きをまとめたブックレット。畑作と稲作についての話、 島の自然が変貌して行くようす、炭焼きの話、海人の話、くらしの中でソテツがいかに重要で、どのように食べられていたかなど、忘れてはいけない自然と人間 の関わりが淡々と語られている。

聞き書き・島の生活誌B
田んぼの恵み
八重山のくらし
編:安渓 遊地、盛口 満
¥1,050(税込) 110頁
A5判 2010年2月25日発売

 沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史や様座名伝伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第3弾。
 本巻は八重山の稲作や神、自然に関する聞き取り6篇からなる。
「ヤマネコは神の使い」だと語る西表の人。自然の中に神々の姿そのものを認める暮らしのあり方は、これからの人間の生き方への大切な指針です。

聞き書き・島の生活誌C
海と山の恵み
沖縄島のくらし2
編:早石 周平、渡久地 健
¥1,050(税込) 110頁
A5判 2010年2月25日発売

 沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史や様座名伝伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第4弾。
 本巻は「沖縄島のくらし」第二弾で、沖縄島本部町の海や魚、漁の話、おばぁが裸足で歩き通した山道など山の話、戦前の那覇の市場の話など5篇の聞き取り。

2010年8月3日
モーリー 22号
編:(財)北海道新聞野生生物基金
¥700(税込) 104頁
B5判 2010年7月17日発売

 北海道ネーチャーマガジン「モーリー」の最新(22)号。今回の特集は「水辺に生きる虫たち 水陸両用の不思議をひも解く」。

カイ Vol.8
発行:潟mーザンクロス
¥680(税込) 110頁
B5判 2010年7月20日発売

 待望の北海道専門雑誌「カイ」です。「北海道を探しに行こう」をテーマに、道内各地をめぐっています。どの号も北海道再発見!目ウロコです。
 宮澤賢治が引率する花巻農学校2年生修学旅行一行は、1924(大正13)年5月18日夜、花巻を出発。青森、函館を経て20日午前9時、小樽駅に降り 立った。賢治が小樽運河にたたずんだ記述はないが、開拓の要であった商都の港の賑わいはいかばかりだったか。札幌在住イラストレーター・高山美香さん制作 の粘土人形を道連れに、北海道を探しに行こう。

2010年8月4日
北海道野鳥観察地ガイド
著:大橋 弘一
¥1,995(税込) 239頁
A5判 2010年7月15日発売

 北海道内の野鳥観察スポット74カ所について、そこで見られる鳥の種類や時期、その場所の地図なども添えて詳細に案内。探鳥に必要な装備やアクセス情報まで盛り込んだ、初心者にもベテランにもうれしい観察地ガイドの決定版。

日本の動物園
著:石田 ?
¥3,780(税込) 253頁
A5判 2010年7月5日発売

 これからの動物園――動物園の軌跡をふまえ、環境エンリッチメントや希少種の保全など、新たな試みを紹介しながら、展示・飼育・教育・普及・研究などの動物園の役割を体系的に解説した新しい動物園学のテキスト。動物園からヒトと動物の関係を学ぶ。

2010年8月5日
カラスの自然史
系統から遊び行動まで
編著:樋口 広芳、黒沢 令子
¥3,150(税込) 285頁
A5判 2010年9月10日発売

 カラス属は南米と南極を除く世界の5大陸に生息しており,大いに繁栄している。日本に は主にハシブトガラスとハシボソガラスの2種のカラス類がすんでおり,さらに第3のカラスともいうべきミヤマガラスが季節ごとに訪れる。カラスは鳥類の中 でも知能に優れ,ヒトとの知恵比べをするほどの頭脳の持ち主である。このようにカラス類は身近な存在である割には,忌避の対象となりこそすれ,従来,生態 学や行動学の対象として詳細に研究されてこなかった。
 本書では,4部15章にわたって,18人の第一線の研究者たちが自然界における生活を理解するために,さまざまな角度からカラスに迫る。第T部では,カ ラス科の系統関係に関する研究である。第II部では,生息環境と環境利用に焦点を当てる。第V部ではこうしたカラスの食性や,その採食行動が生態系に与え る影響などを解き明かしていく。第W部では,カラスの社会性や文化,認知能力に関する興味深い知見を紹介する。

植物の生存戦略
「じっとしているという知恵」に学ぶ
編:「植物の軸と情報」特定領域研究班
¥1,260(税込) 234頁
B6判 2009年7月15日発売

 私たちの身の回りには実にたくさんの種類の植物があるのに、動物である私たちは、動物のほうに気をとられがちだ。植物が動物と一番違うのは、動けないこ と。でも、植物と動物は地球上で、同じように繁栄している。植物は、「動けない」のではなく、「動かない」生き方を選んで成功したのだ。たとえば、環境を 変えるのではなく環境に合わせて体の大きさや形を変えるなど、動かない植物の合理的な生存戦略を紹介する。

2010年8月6日
ザリガニの生物学
編著:川井 唯史、高畑 雅一
¥13,650(税込) 556頁
A5判 2010年2月28日発売

 ザリガニ類は採集しやすく飼育も容易であることか ら,古くから人間と関係があり,教材や実験生物として数多くの研究がなされてきた。また地域の環境と良く対応した指標種であり,本種は周辺環境に重要な影 響を与える「鍵種」であるため,その保全により地域の生態系保全が達成できる「アンブレラ種」でもある。本書は,生物としてのザリガニの魅力・知見を多様 な研究視点から集成し,全6部14章から構成されている。


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