Nhandu coloratovillosus
ブラジリアン ブラック&ホワイト
CB.SubAD.male
 ブラジルに生息するタランチュラでございまして、体長は7cm程と、まぁあまり巨大ではなく、丁度扱いやすいサイズと言えましょうね。性質は本属全般、比較的荒い印象でございまして、Megaphobema属のクモと、似たような動きをします。

 元々Brazilopelma属であり、その後Nhandu属に移ったというのは、有名な話でございます。その名残で、未だにブラジロと呼んでしまう・・・。なんかさぁ、響きが良いのだ。  ・・・ブラジロ・・・ブラジルに似ているなぁ。。。

 B.smithiのモノトーンバージョンと言う感じで御座いまして、脚の各所が白っぽくなります。他の白黒毛糸違うところは、ストライプ模様が入らないところでございましょうか。ハイホワイトと呼ばれるタイプが出回ったことがあるそうですが、白が強いのか否かは、飼ったことないので知りません。

 この種は、王道白黒系3種(ゲニキュクリス、あと本種ね。)の中で、最後まで高価な種でございましたが、CBに関しましては、最近もう価格も安定しておりますので、この期に飼育されてみても良いかと思いますよ。

 飼育に関しましては、床はあまり湿っていない感じが良いような気がしますよ。スプレーで、地面全体を軽く湿らせますが、直ぐ乾く程度の感じで良いかと思います。とりあえず飲み水だけは、常時切らさぬようにして下さいませ。とくに冬場、乾燥に強いからと放っておくと、すぐ干からびます。あと、なんか穴を掘りたがる傾向もございます。掘らせたければ、掘らせればいいですし、鑑賞したければ、あまり床材を厚くしなけりゃ良いだけの話でございます。特別難しいポイントもないので、誰でも健やかに育てることが出来ると思いますよ。

 産卵数が比較的多めのようなので、最近は幼体を比較的安く入手できると思いますよ。Nhanduらしく、フカモコしており、かなり可愛らしい種でございますよ。オススメ!