Ephebopus uatuman
エメラルド スケルトン

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 この種は、ブラジルに生息する種でございまして、エメラルドスケルトンの名はございますが,、若いころや脱皮してすぐは、御覧のように腹部が煌めいておりまぁまぁ綺麗です。が、まぁそれ以外の時期は、ゲフンゲフン。。。

 かつて、ブルーファングに本学名で紹介されていた時期もございましたが、E.uatumanは1992に記載されておりましたが、ブルーファングの方は、2000年に新種として記載されたばかりでございますね。本種は日本だと2003年ごろから出回り始めましたが、まぁそう話題にされることもなく今に至りますな。

少々ややこしいですが、Ephebopus誤名販売列伝でも紹介しておきましょうかね。


  エメラルドスケルトンと言う名でE.murinus

  ブルーファングと言う名でE.uatuman

  E.uatumanという名でブルファーング


が売られているといった事態が発生しておりましたので、その辺りは、くれぐれもご注意下さいませ。まぁ流石に最近は無くなってきていると思いますけど、全部監視しているわけでもないので、知らん。

 飼育に関してですが、この種、かなり丈夫なんでないかと思います。水切れにだけ注意しておきますれば、特に問題もなく、普通に生きております。床材を掘り返して、巣を作って暮らす感じでございます。

 そう大きくもないし(せいぜいLSで12cmぐらい)、常に綺麗というわけでもないし、性格も荒っぽいしで、人気の出る要素は少ないと思いますw しかし常に見かけるって程ではありませんが、CBもWCもちょいちょい輸入されてきているようで、実は隠れ人気種疑惑はありますよな・・・。いや、名前にエメラルドとあるから、さぞ綺麗に違いない!と思った人が1回ぐらい飼ってみるパターンで売れているのかもしれん。騙されたと思って飼ってみて、やっぱり騙された!となるのも1回ぐらい良いのでは?好みは人それぞれなので、結構ハマルかもしれませんよ。