WRC・ラリー問題 

                                  

2006年7月17日 


国際ラリー支援歓迎実行委員会
     会長   砂川敏文 様

                                      十勝自然保護協会
                                      会長   安藤御史

ラリージャパン2006年の開催に係わる環境調査の公表説明について


 WRC主催者は,今年十勝で開催される「ラリージャパン2006」の実施に当たり,2001年以来指摘されている使用林道の環境問題に対して,十分な配慮対策を行う責任があります.その配慮対策が適切に行われるためには,次の2点が不可欠のものと考えます.

(1) 林道の環境調査が行われ報告書が作成されること.
(2)その報告書を公表説明すること.従って,当協会は貴職に環境調査報告書の公表説明を求めます.

 さて,これまでの経緯をふりかえってみますと,過去の主催者である毎日新聞社は,自然保護団体に対して,2001年に環境調査の中間報告書の説明会を一度開いたきり,その後,一切の対応を拒否してまいりました.年ごとに異なる使用林道の環境,その後生じた猛禽類やナキウサギについての影響など,自然保護団体が求める説明の一切を拒否してまいりました.拒否の理由は,自然保護団体の指摘する森林環境への影響が,否定のできないものであり説明不能に陥ったからだと推測しております.

 さて,毎日新聞社は主催から撤退し,今年は主催3者と発表されました.当然,主催3者においては,道民および自然保護団体が求める上記(1)(2)の履行を目ざすものと,われわれは信じておりますが,主催3者の一員として貴職がこのことについて,どのように対処されるかお尋ねいたします.


 ご回答は文書で,下記にお願いします.また,期限をきって恐縮ですが,8月2日までにお願いします.


  音更町大通10丁目5番地  佐藤与志松 気付 十勝自然保護協会事務局 
               (電話0155-42-2192 FAX同じ) 


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