大 規 模 林 道 問 題

2006年自然保護講演会のお知らせ

「日本の天然林をなぜ守らなければならないか」

−そのルーツを探り価値を評価する−

主催:大規模林道問題北海道ネットワーク

大雪と石狩の自然を守る会

ナキウサギふぁんくらぶ 
十勝自然保護協会    
(社) 北海道自然保護協会 
北海道自然保護連合   

 河野先生は、世界的な植物学者であると同時に自然保護に関しても国際的に活動を続けており、日本各地の天然林伐採問題や緑資源幹線林道(大規模林道)問題などに取り組んでおられます。これらは、私たちが北海道で取り組んでいる、森林を取り巻く問題でありますので、この講演会は、北海道の自然保護活動にとって示唆に富んだものになると確信しております。

この講演では、日本列島の森林について、「構成種からみた多様性、その起源、現状、最新の研究成果から判った事実(ブナを一例をして)、生態学的・植物地理学的な価値の評価」など自然の特徴と価値、そして「天然林伐採の現状とその酷さ、無定見・無節操な日本の林野行政、林野庁解体の理由とその緊急性、行政改革の意義」を含む現状の問題、さらには「明日の日本の世代へ、大切な森とそこに住む、すべての森の住人達をいかに残し、守るか―その意義を共有したい」との先生の切なる想いを、お聞きできるかと思います。

皆様には、この講演の機会に、フィールドシーズン真っ最中の土曜日でありますが、是非ご参集いただけますよう、心から願っている次第です。

講 師:河野昭一氏

京都大学名誉教授

      国際自然保護連合(IUCN)・生態系管理委員会東アジア地区副委員長  

日 時:2006年7月22日(土)  18:00〜20:30

会 場:「かでる2.7」4F(大会議室)

      札幌市中央区北2条西7丁目 Tel.  011-204-5100

定 員:200人

参加費:無料

申込み・問合せ:(社)北海道自然保護協会

      Tel. & Fax. : 011-251-5465  Eメールinfo@nc-hokkaido.or.jp

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