皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
すっかり御無沙汰してしまいましたが、あいかわらずの日常生活を送らせていただいています。最近嬉しかったことは、メガネを新調せむ、と道内では有名なメガネチェーン店に出かけましたら、そこの伝票の「メールアドレス」の欄のアタマに「http//」と印刷されていたことです。よく見ると「:」が抜けてたりもして、これまた趣深い。結局空欄のままにしておきましたが、やはりサイトオーナーたるもの、HPのURLを長々と記入してサイトの宣伝に励むべきだったかな?と少々反省もしております。しかしありゃ二重の意味でハズカシイですが、いいんでしょうか?メ○ネのプ○ンスさん。
さて、春らしいエピソードをお伝えしたところで、本題に入りたいと思います。
更新はさぼっておりましたが、ヒマがないわけではなく、実は3/11〜12に、一家で温泉に一泊してまいりました(ごめんなさい)。しかもただの温泉旅館ではありません。「なんてったって〜宇宙一」という臆面もなく壮大なテレビコマーシャル(道民の方はもうお分かりですね) を打っているホテルです。確かに素晴らしい施設でした。確かに「宇宙一」と言えるかも知れません。人工波が大きくうねり、数種類のウォータースライダーが水しぶきを上げ続ける、まさに「遊園地風呂」という名称がぴったりの巨大な屋内温水プールは、土日だったこともあって、外は雪がちらついているにもかかわらず、色とりどりの水着を着た親子連れで大にぎわいでありました。もちろんハダカで入る大浴場の方も充実しておりまして、私は浴場内にある「あかすりコーナー」(あたりまえですが、有料)に思わず前を隠すのも忘れて欣喜雀躍。以前からぜひ体験したい、と思っていたあかすりがこんなところで手軽に体験できるとは!世間の評判通り、大変気持ちのいいモノでしたが、すっぱだかで伝票にサインするのは結構イヤでした。その他、定番のゲームコーナーや読書コーナー、ファーストフードショップなど全体的に子供連れをターゲットにしているように見えますが、ところがどっこいエレベーター内には、
「悩殺!ロシアントップレスショー」
のポスターがしっかりと貼られ、夢見るおとーさんのハートを掴むことも忘れてはいないようです。子供達がはしゃいで遊びに来るところに、しかも独特な「間」が出来がちなエレベーター内に、ナマおっぱい丸出しポスターはどんなもんですかねえ?と思わないでもありませんが、ポスターを見た子供は「うわあ、すごいおっぱいだー」と無邪気に感動しておりましたから、ま、よしとしましょう。しかし以外にも大人である私の方が妙な衝撃を受けてしまったようで、
「悩殺!」
というあおり文句がもう気になって気になってしかたない。悩殺。すごい言葉です。字面としては刺殺とか絞殺などと並列しても違和感なさそうですが、刺殺や絞殺が普通の人にとってあまり嬉しくないのに対し、悩殺は逆に男性にとって非常に喜ばしい状態を指すようです。辞書によると「女性の姿態が男性をひどく悩ませること」だそうですが、そういうことなら何を隠そうこの私だって、妊娠後期にはその姿態でダンナをひどく悩ませたこともありますけど、そういうのも悩殺と言えるのかなあ?などと面白くない冗談を言うヤツはそれこそ撲殺されても文句は言えませんね。
さて、ここで考えるに「温泉ホテル」という特殊な環境は女性の私が「悩殺!」を体験する千載一遇のチャンスなわけですよ。(←そんなことないです)この機会を逃したら、善良な一女性の私などはもう一生「悩殺!」を体験することなどないかもしれません。(←そんなことないです)たまたま女性に生まれたせいで「悩殺!」を知らずに死んでいくなんて、そんな人生はいくらなんでも自分がかわいそうではないですか。(←そんなことないです)
というわけで、まだまだ夜はこれから、という午後8時半、我が一家はとっとと消灯し、子供達を寝かせにかかりました。こういう時の子供というのは疲れているにもかかわらず、興奮していてなかなか寝付かないもんでして、闇の中でひたすら息を潜め、寝返りをくり返す「ヤツ」のケリや頭突きを甘んじて受けつづけ、そうして一時間近くも経った頃、我慢と忍耐の甲斐あってようやく寝息が聞こえてきました。
「さあて」
とこれから我が身にもたらされるであろう「悩殺!」への期待に胸膨らませながら部屋の電気をつけた私の背後では、「まだ眠くないもんね〜」という目をした長女がむっくりと上半身を起こしていたのです。
私は電気を消す前に、ダンナが子供と一緒に眠ってしまわないように注意を促す意味で、
「さて、子供を寝かすぞー」
と大声で宣言していたのですが、その微妙なニュアンスを長女は理解していたのでしょう。前にもどこかに書きましたが、このムスメは私やダンナにそっくりな性格で「人生における楽しい部分」にはことさら貪欲なオンナなのです。温泉に泊まりにきているのにいつもと同じ時間に寝るなどというのは彼女にとっては堪え難い屈辱なわけですね。
結局、小学1年生の長女を「悩殺現場」に連れていくわけにもいかず、ホテル内の居酒屋でビールを飲みなおし、一家3人仲良くゲームをし、ダンナは小学1年生の長女にスロットの目押しを指南し、寝る前には娘と2人仲良く夜中の露天風呂につかり、グーグー気持ちよさそうに寝ているダンナの横で、布団から「なんとしてもはみ出したい」という、私には到底理解できない意欲に溢れた我が子達のおかげで熟睡には程遠い、浅く短い睡眠を堪能して私の「悩殺未遂体験」は幕を閉じたのです。
「小さい子供のいる母親は、温泉に行っても疲れるだけ」
常識ですね。しかし「それでもお出かけしたい母心」というのも確かにあるわけで「あと何年したら温泉で心底くつろげるのかなあ」と(通じないけど)ダンナにイヤミを言い、帰りの車内で(通じないけど)これ見よがしにフテ寝するのがここ数年の我が家の旅行帰りの主な傾向です。だったら行かなきゃいいんだけどねえ。
そうそう、帰り際のエレベーターの中で、例のポスターを見ながらの私とダンナの会話。
ダ「すげえ乳輪だなあ」
あ「やっぱり外人はねー」
「子供は『おっぱい』に感動し、成人男子は『乳輪』に感動する」
大人になるということが、なんとなくわかったような気がした2000年春の家族旅行なのでした。
それでは今日はこのへんで。次回をお楽しみに。
皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
末っ子も保育所に入所し、子供を産み始めてから7年、ようやくひとりの時間ができました。
とまあ、子供から数時間でも解放された母親の気持ちを叙情的に表現したところで、前回の常識(第42回)を思い出していただきましょう。先月中旬に家族で温泉に行った話を書きましたが、我が家が出かけた先は実は洞爺湖温泉だったのです。とても楽しかったので、近いうちに絶対また行こう、また行って今度こそ「悩殺!」を・・・・と堅く堅く心に誓っていました。ですから今回の有珠山噴火には非常に心を痛めております。早いとこ収まって欲しいもんですが、自然が相手というのは、こりゃもうどうしようもないですね。雲仙の時もつくづく思いましたが、地球に、惑星レベルで活動されちゃっちゃあ、こりゃもう人間なんぞまるっきりタチウチできるもんではありません。ホント、我々ってちっぽけな存在なんですね。
さて、ちっぽけな存在である人間の中でも、より一層ちっぽけな存在であるハズの「子供」は、ちっぽけなくせにオトナをてんてこ舞いやきりきり舞いさせてくれる存在でもあります。北海道にもようやく嬉しい嬉しい春がやってきましたが、この春という大きな環境の変化は、子供に様々な影響をもたらすことが少なくないようです。今年はどうやら我が家の長男(3歳)に春の女神がささやいたようで、彼は最近立て続けにおねしょをするようになりました(泣)。
おねしょに限らず、指しゃぶりだとか、夜泣きだとか、そういう問題行動はたいてい決まって、
「あ、そりゃ愛情不足」
と一刀両断されてしまいますが、長女が小学生になってまだ指をしゃぶっていても、次女がよく隠れてシクシク泣いていても、長男がなかなかトイレでウンチが出来なくても、両手を腰に当てて「どうせウチは愛情足りないも〜ん」と開き直っている私は悠然と構えていたのです。第一「きょうだいがいる」ということはそういうことですからね。小さい子供はみんな母親の関心を独占したいと思っているようですが、きょうだいがいたら物理的に何分の一かで我慢するしかない訳ですし。(と、理論武装も万全だったりする)
が、そんな口の減らない私でさえも、連日のおねしょ攻撃にはさすがに閉口しました。布団を干して、シーツを洗って干して取り込んでまた敷いて、という一連のメンドクサイことはあたりまえですが私がするんですからねえ。現在の私は先程の「大喜びの声」でお分かりのように、精神的に非常にヨイ状態なので、子供を叱ったり、心底うんざりしたりという方向には行かないのですが、やはりおねしょだけは治るもんなら治したいです。
そんなわけで保育所の先生の助言をありがたく受け入れ、スキンシップ作戦として長男に添い寝をすることにしました。しかし私には「ヤツ」(末っ子1歳♀)も取り憑いているので、結局は「長男、私、末っ子」という、まさに「りっしんべん状態」で寝ることになるわけです。私は寝る時だけはどうしてもひとりで寝たい!と「ひとり一枚のふとん」にこだわってきたのですが、今回は2枚のふとんの間に私が寝る訳でして、なんだか体の納まりが悪い上に、蹴り頭突き目潰し喰らいまくりで時折キレそうになります。が、それでおねしょが治るなら、とがんばっております。日本は欧米と違って添い寝文化の国です。りっしんべん中のお母さんは数えきれないほどいらっしゃると思いますが、きっとくる夜明けを信じて、私と一緒にがんばりましょうね。(←まだ2日目なのに偉そう)
「川の字」は幸せだが、「りっしんべん」は辛い
ウチの場合「州の字」にもなります。
それでは今日はこのへんで。次回の「おねしょ続報。果たしてスキンシップでおねしょは治るか!?」をお楽しみに。
皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
春ですねえ。末っ子は順調に一日保育になったし、ジャイアンツも快進撃中だし、なんと言っても
(←バラ色)
っていいもんですよね。よくぞ人間に生まれけり、です。
ところで、こないだ冷凍の甘エビを生協で買ったのですが、その箱に
「船凍甘エビ(90/120)」
と表示してありまして、細かいところが気になる私としては当然「90/120」ってのはなんじゃあ?とエビの皮を剥きながら頭上に「?」を浮かび上がらせたわけです。そばにいたダンナに聞きましたが「オッズじゃないの?」(←数字は全部オッズだと思っているヤツ)とお約束の答えしか帰ってこないし、まあたぶん甘エビの規格かなんかの数字なんでしょうが、この心暖まるエピソードで私がいかにヒマになったかがお分かりいただけたかと思います。
さて、前回は3歳半の長男のオネショ騒ぎを御報告しましたところ、何通かメールをいただきました。ありがとうございました。「大丈夫!私も小学3年までタレてましたから」という、なにが大丈夫なんだか意味不明な一通を除けば、「ウチのもやってます。(^ ^)/ ナカマ! \(^ ^) ですね!」というメールでした。
しかーし。誠に残念ながら私は皆様のお仲間には入り損ねてしまったようです。
総オネショ回数5回というところで事態は収束に向かいまして、今では以前のように朝、トイレでオシッコをんじょろじょろじょろーと気持ちよくしておるようでございます。
ひとつ懺悔をしなければいけないのは、3回オネショされたところで、ウチの押し入れにたまたま残っていた「メリーズパンツ ビッグ」をさっさとはかせてしまったことです。根性無しでスミマセン。
それからもうひとつ懺悔をしなければいけないのは、「添い寝」も3回くらいでリタイアしてしまったことです。だってよく眠れないんだもん。根性無しでスミマセン。
そんな訳で、スキンシップがオネショに有効かどうか、はわかりません。そもそもこういう実験は、タイムマシンでも使わない限り対照実験が不可能ですから、3回の添い寝が効いたのか、あるいはスキンシップとオネショは全然関係ないのか、そのあたりはいずれにしてもわからないわけですね。ましかし、私がキリキリせず(オムツはかせちゃったりして)全く叱らなかったのは少しは効果アリだったのかも知れません。
「シモ関係のしつけは叱らないのが鉄則」
一応そういうことになってますが、これを完全に実行できた人っておそらく皆無じゃないでしょうかね?ゆるめのウンチをパンツに何回もされればいくら人間のできた母親でもグーで殴ってしまいますよね(え?そこまではしない?)。
面白いもんで、父親でも2、3日完全に子供の世話係をさせると「母親化」します。男のくせにガミガミと感情的になってくるんですね。レベルが上がると母親チックなイヤミまで出てきます。子供というのは関わった人間の、いわゆる「母性」を引き出す生き物なのでしょう。で、父親がガミガミしてくると、母親が「そんなに叱らなくても」と思ったりして、これも面白い。ま、要するに「悠然と構えたお父さん」なんつーのは、しちめんどくさいことを母親が一手に引き受けているからこそ存在するわけです。仕事との兼ね合いがつけば、役割分担としてはどっちがどっちでもいいんじゃないかと思うんですけどね。
「子育ては”偉大なる”女性にしか出来ない」
それはどうみても「逃げ」でしかありません。お父さん、アンタも男なら、一度ウンチパンツを素手で洗ってみましょう。だいたいが、アンタの子なんだし。
今日はこれぞ「シモネタ」という話題でした。それでは今日はこのへんで。次回をお楽しみに。
皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
前回のこのコーナーで「ジャイアンツも快進撃中だし」とゴキゲンだった私も、その後の連敗ですっかり不機嫌。「とりあえず清原はクビだ、クビ」と騒いでおりましたが、連敗後の快勝は本当にほっとしますね。見事な逆転勝ちですっかり不機嫌を抜けたのでこうして更新しております。ATSUYO’S HPは読売巨人軍と連動しているわけですね。
さて、前回冷凍の甘エビの箱に「船凍甘エビ(90/120)」と表示があったが、この(90/120)が気になって掃除も手につかない、という話をしました。この愚にもつかない疑問に、奇特なKaz8さん(当ページへのリンクに大量のコメントをつけてくださっています。嬉しいです)が答えてくださいました。
(大きさが)90みりから120みりという意味だとおもいます。
この方はりっぱな星人、いや成人男性なのですが、この小学生のような文章は、この方が非人間的な激務にさらされるお仕事をなさっているためだと思われます。Kaz8さん、壊れ気味(←すげえ失礼)なのにもかかわらず、貴重な情報をわざわざありがとうございました。
しかし、エビの大きさを測る時って、曲がっている部分はどうするのかなあ?無理矢理伸ばすのかなあ?と、また新たな謎が生まれてしまいました。謎が謎を呼ぶ、とはこういう事を言うんでしょうねえ。いやあまいったなあ、これでまた掃除が手につかないなあ。
さて、長男のオネショも治まったことだし、今日は「我が家の寝室」から話が始めてみましょう。
ウチの寝室は6帖間でして、そこに2段ベッド2つとシングルベッド1つを配置して大人2人、子供4人が寝ております。どのように寝ているか図にしてみました。
ちょっと一家惨殺現場見取り図みたいになってしまいましたが、2段ベッドはぴったりくっついていて、通常の2倍のサイズの2段ベッドとなってます。上段に長女、次女。下段に長男、末っ子、私。シングルベッドにダンナ。本当は眠りの浅い私がシングルに寝たいところなのですが、大事なダンナ様は一日中車を運転するお仕事なので、寝不足は大敵です。十分な睡眠を保証するのが妻たる者の努め。なんつーことはちっとも思ってませんが(←思えよ)、いずれにしても末っ子はまだ夜中に「かー」と寝ぼけて私を探すこともあるので隣に寝ない訳にはいきません。そういうわけで下段3人がどのように寝ているかというと、オネショ話にも書きましたが私の強い希望としましては、
なのですが、実際は、
こんなです。夜中に頭突きをくらっては目を覚まし、長男サイドにヤツを蹴り戻すのですが、それがきっかけで夜泣きが始まったりすることもしばしば。寝ぼけて泣くヤツの背中をトントンしながら、つくづく「いいなあ、父ちゃんは1人でぐっすり眠れて」と恨みがましい気持ちになるのですが、そんな時の為に、私はウサ晴らしをきちんと用意しているのです。
皆様お気付きでしょうか。
そう、我が家では
「罪のないウサ晴らしは人生のガス抜きに非常に有効である」
さあ、皆さんも不満が口論とか離婚とか殺人に発展する前に、こういう実害のないウサ晴らしでストレスをこまめに発散するようにしましょう。こういうのはOLさんとか主婦が得意ですね。ほくそえむのはいつも女。笑える「マイ・ウサ晴らし」があったら教えて下さいね、ふひひ。
それでは今日はこの辺で。次回をお楽しみに。
皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
北海道にもずいぶんと遅れて桜前線が上陸しました。今年は寒い春です。いろんな意味で。「あつよ脳炎」もとい「あつよ農園」も連休前に活動を開始したものの、小さいビニールハウスを作っただけにとどまりました。植えつけはもうしばらく後になりそうです。新しく畑を起こしていくので、今年はミニトマトと青じそ、パセリ、ラディッシュくらいでしょう。地面も狭いし。
さて、我が家とってはただ単に「保育所と小学校が連続して休みな週間」に入ってすぐ、長女に「あのねおかーさん、『連休中の思い出』という題で作文を書くんだって、おかーさん、ねーおかーさん」と「思い出」をオネダリされてしまいました。とりあえず「外で焼肉」を提案したらふびんな長女は大変喜んだのですが、せっかく海の近くに引っ越してきたのだから、と以前より懸案中だった釣りをこの際始めよう!どうだ!これならどこに出しても恥ずかしくないりっぱな「思い出」だろう!と釣り竿2本持って近所の漁港に出かけました。「あつよ水産」の発足です。自分で道具を揃えての釣りは初めてでして、まあ子供でもできる「サビキ釣り」というヤツなんですが、長女次女と一緒に「チカ」というワカサギみたいなちっこい魚(美味)を釣りながら、私はいつものようにお手軽な天啓を受けたのでした。
「釣り=パチンコ」
なのです。びっくりするほど似ています。場所取りとか情報収集とか「かかった」時の「きたきたきたあああああ」感など、両者はあらゆる点で人心に及ぼす影響が酷似しています。パチンコは脳内麻薬が出るとか、催眠状態に陥るとか、その依存性がかなり取り沙汰されていますが、釣りも間違いなく脳内麻薬じわじわ一度ハマったらヤメられない系の「嗜好性娯楽」なはずです。ま、どっちがマシか、といえば間違いなく釣りの方が健康的で美味しくてヨロシイはずなのですが、ひとつ困った問題があります。三十路のお肌の大敵、「直射日光」です。日焼け、いやーん。ビーチパラソル立てて釣りしちゃダメかしらー?(←そういうヤツは釣りすんな!)
さて、前回Kaz8さんがさっそうと解決してくれた、かに見えた
「船凍甘エビ(90/120)←この数字はなんじゃあ??」
ですが、
(大きさが)90みりから120みりという意味だとおもいます。
これ、大ウソでした。ブロークンな文章も、実は酔っぱらっていらしたのだそうです。
そんなわけで、あわてて真実を調べてくださったKaz8さん、ありがとうございました。「船凍甘エビ(90/120)」の本当の意味と共に、Kaz8さんがどれほど誠意溢れるヒマ人好青年であるか、ここに一連のメールの全文を紹介させていただくことで、皆さんに知っていただこうと思います。
酔った勢いで変なメールを送った上に、見当違いの発言内容が掲載されてしまって大あせりしています。だいたい体長12センチの甘エビって(^_^;;;
現在、詳しいことを確認中ですが、現在「エビ2リットルあたりの重さが90kg−120kg」ではないかという仮説を立てて鋭意取り調べ中です(ってどこに(^_^;;; )いましばらくお待ちください(^^)/
さっきのメールのことは忘れてください(号泣)
○○県○○地方卸売市場関係者によると「1ポンドあたりの尾数」という返事が返ってきました。
つまり、90−120となると、1ポンドにつき90−120尾のエビがいるということになり、エビの大きさの目安となるわけですね。
ちなみに、関係者からはこの答えが即答で返ってきました。その筋の人にとっては常識だったようです。いやー恥ずかしい恥ずかしい
そういうことでした。ではでは(^^)/
http://home3.highway.ne.jp/koto/ebif.htm
↑ こんなサイトもみつかりました。参考までに(私もしつこいですね(^_^;;;)
いやー、嬉しいですね。「親切」という言葉はKaz8さんのためにあるといっても過言ではないでしょう。懇切丁寧かつ要点を押さえた、さらには起承転結、笑いまでも折り込んだ情報提供、本職のノウハウが生きてますね。さすがです。貴重なお昼休みを20分も削ってくださり、心より感謝しております。
そんなこんなで謎が解けました。これでまたひとつおりこうになれちゃいました。世界的に通用する堂々たる雑学、エビのサイズ。酒席での軽い話題に、タクシーの運ちゃんとの会話に、TDLでの待ち時間に、2人きりのお見合いで話題に困ったら、ぜひエビのサイズをもったいつけて教えてあげましょう。
「知識はひけらかしてナンボ 」
ま、嫌われないようにひけらかすには(私のように)かなりの人徳が必要なようですけどね。そういや私は高校生の頃、人呼んで「雑学の女王」だったです。「あつよって、つまんないことをよく知ってるよねー」ってよく誉めそやされたもんですよ、はっはっは。(←自慢のつもりらしい)
というわけで「保育所と小学校が連続して休みな週間」もようやく終わりです。皆様、休んだ分しっかり働きましょうね。私はひとりで釣りに行こうっと。次は投げ釣りにチャレンジだー。
それでは今日はこの辺で。次回をお楽しみに。
皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
先月でしたか、「当HPは読売巨人軍と連動しております」などとジャイアンツが連敗してるから更新しないんだもんね、という言い訳がましい主張をこのコーナーでいたしましたところ、2通程「連動しないで下さい」というメールをいただきました。大丈夫、全く連動してないみたいです。いつのまにやら首位ですが、だからといって当HPがガンガン更新される訳でもないのでした。それからメールのお返事も必要最小限になっちゃってます。ごめんなさい。皆様からのメール、嬉しく読ませていただいております。
お察しの通り、釣りにハマっております。天気がいいと普段は隠しているマルチぶりを最大限に発揮し、朝のコーヒーを飲みながら弁当の卵焼きを作り(たいてい焼き過ぎる)、洗濯機に風呂の残り湯をためながらメールチェックや掲示板への書き込みをし(←朝こんなこともしてます)かつレンジで「お弁当ハンバーグ」を温め、新聞の「人生案内」を読みながら朝食の味噌汁と目玉焼きを作り(これもよく焼き過ぎる)、卵焼きは子供が食べるからいいんだけど目玉焼きは自分が食べるので焼き過ぎは非常にくやしくて地団駄を踏む、という全然マルチじゃない忙しい朝を過ごしております。しかしまあ千手観音の術(←思いっきり未熟)の甲斐あって9時半にはカラダが開きます。馬の繁殖シーズンで忙しいダンナを尻目に漁港へ出かけるんですが、見に来るんですよ、仕事の合間に、ダンナが。私はなんでもひとりでやるのが好き(もちろん例外もありますよ。アレとかね)なんですが、どうやらダンナも釣りには興味があるらしく、このままでは夏の休日には夫婦揃って仲良くフィッシング、ということになりそうです。あーあ、やだなあ。(←テレ半分、本気半分)
そう言えば彼が先日こんな発言をしました。
「釣り=競馬」
・・・・・・・・まあこのヒトの場合は「結婚」とか「子育て」とか「人生」なんかも「=競馬」なんでしょうけど、 私もつい先日「釣り=パチンコ」説を唱えたばかりなので、ちょいとびっくりしました。競馬も釣りも「推理ゲーム」なんだそうで。が、絶対パチンコの方が似ている、と思います。数人で並んで釣っている場合なんかは特にそう思います。一見そうは見えませんが、釣り人というのは知らず知らずのうちに射倖心を著しく煽られているのやも知れません。
さて先日「母の日」という大変しらじらしい日曜日がありましたね。全国津々浦々の保育園や幼稚園では例外なく「おかあさんのかお」を子供に書かせたことでしょう。で、赤いカーネーションと一緒にお母さんにプレゼントしましたね。私も曲がりなりにも母親なので当然子供達から貰いましたが、私ともあろうものが、なんと次女のメッセージを読んで鼻の奥がつーんとしてしまったのです。
「おかあさん だこ(だっこ)してくれてありがとう」
世間一般でよく言われることですが、きょうだいの真ん中というのは上や下ほど親にかまってもらえない場合が多いようです。ウチは「長女、次女、長男、3女」という構成なので、やはり圧倒的に次女の影が薄いです。おまけにウチの次女は赤ん坊の頃からおとなしくて臆病で自己主張の弱い、放っとくとひとりで勝手に眠る子でした。なので今思い返すと、もちろん彼女に手こずらされるシーンもたくさんありましたが、ただでさえ手をかけられていないわが子達の中で、最も手をかけずに育てられてきたように思います。最近はようやく余裕も出てきたので、なるべく次女に話し掛けたり、お手伝いをしてもらったり、コミュニケーションをはかっているのですが、たまに「だっこ」してやると、照れているのか嬉しいのか、非常に複雑な笑顔を見せます。まあ「だこしてくれてありがとう」と書いたのはおそらくその場での思い付きなのでしょうが、やはり私の心の中には次女に対して「かまってやらなくて申し訳ないなあ」という気持ちがあるようです。完全に開き直るにはもう2、3人産まないとダメでしょうかね?(産まないけどね)
そんな流れで今日は「中間子」に関する俗説など。
「真ん中は難しい」
わりと言われることですね。いじけたり拗ねたり、思春期にはグレたりすることで親に「かまえー」とメッセージを送り続ける中間子。大人になってもちょっとナナメに世の中を見ているようです。
「真ん中は自己主張が激しい」
上や下に負けじとがんばる自己主張型中間子というのも多いですね。ストレートなのである意味安心かもしれません。自己主張に関しては「末っ子」もいい勝負ですが、おそらく親側の受け取り方が違うのだと思います。当然、子供へ跳ね返るものも違うのでしょう。
「真ん中は面白い」
ユニークさを親にアピールすることで関心を買おうとしているのでしょうか。はたまた自分の世界を早々に構築してしまうのでしょうか。同性3人きょうだいの場合に多いような気がします。
「真ん中は自由」
長子がしっかりしたイイ子ちゃんを、末っ子が愛玩的な役を引き受けてくれていると、真ん中はどんな役割でもOKになります。親もなぜか真ん中には期待しません。期待されないのも実は寂しいことなのかもしれませんが。
「真ん中はかわいそう」
その子の人生を総合的に見て言われていることではないので、なにがかわいそうなんだかさっぱりわかりませんが、少なくとも子供が皆「親の関心を得ること」を潜在的に、あるいは顕在的に望んでいるのだとしたら・・・・確かにかわいそうと言えなくもないです。特に上と同性の第2子の場合は。
ごく私見ですが、中間子と言うのは総じて「友達」を自分のよりどころにする場合が多いようです。それは家族の中にいると自分の居場所が見つからないので早々に見切りを付けているように思えてならないのですが、中間子の皆さん、3児の母の皆さん、いかがお考えでしょうか?
さて、こんな話題になりましたので、次回は私の大好きな「人間分析」のお話などしてみたいと思います。
それでは今日はこのへんで。次回をお楽しみに。
皆様こんにちは。魚釣れない歴2週間のあつよです。「釣りのフリ」という個性的な趣味にハマっております。早く脱出したいです。今日の常識へようこそ。
ここのところ早寝早起きの生活スタイルになりまして、夜遅い時間のチャットなどには御無沙汰してしまっております。最近は朝5時起床ということが多いですが、5時に起きても、6時半に起きても、寝坊して7時近くに「ひええええ」と叫びつつ起きても、弁当を作り洗濯をし、子供達を保育所に送っていって、さあて(ニヤリ)、とする時間はそんなに変わらないのに気付きました。早起きした分の時間は一体どこへ消えてしまっているのでしょう?「早起きは三文の徳」なはずなのに、これではお得感ゼロではないですか。
原因はすぐに分かりました。「子供の起床時間がいつも通り」だからなのです。いくら弁当が早く出来ていても、それを持って出かける人間がいつも通りのペースなのですから意味無しです。 そこで強欲な主婦は考えました。早起きした分、きっちり得させてもらうにはどうすればいいのか。子供を早くたたき起こす、というのも考えましたが、末っ子はうっかりノンレム睡眠中に起こしたりしようものなら「不機嫌大魔人」と化す恐れがあり、そうなるともう朝っぱらから修羅場は必至、取り返しがつきません。まあ脳波を測定し眠りが浅くなったところですかさず起こすという確実な策もないではないですが、子供の枕元に脳波計のある家庭、というのもちょっとどうかと思うのでこれは却下。次なる穏健案、朝の仕事以外のことをするというのを実行してみました。手紙を書くとか、針仕事とか、押し入れの整理とか、今の時期なら衣替えとか、日頃「やんなきゃなー、やんなきゃなー」と思っていてもついつい先送りにしていたことを早朝にやってみるのです。これはイイです。静かで子供にも邪魔されないし、頭もすっきりしているのではかどります。ひと仕事片付けたー、という達成感がありますし、これで心おきなく「釣りのフリ」に行けるぞー、という自分に対する大義名分も出来ます。明らかにプラス三文。いつもより1時間早く目が覚めた朝などにぜひお試し下さい。
さてちょっと前の話なのですが、このコーナーで「アートネーチャーの発毛時代」というテレビコマーシャルを話題にしたことがありました。「ちょこっと生えてもハゲはハゲ」という結論が出たのを覚えていらっしゃる方もおいでかと思います。御存じのように、その後アートネーチャーは「発毛時代の真実」というビデオを無料で配付するという自信満々のコマーシャル活動を続けていました。その広告を凝視しつつ、私は心の奥底から沸き上がる強い思いに苛まれておりました。
「観たい・・・・どうしても観たい・・・・」
いえ、決して笑いを求めてという訳ではありません(←うそこけ)。不治の病であったハゲが本当に治るというなら、一体どのようなメカニズムなのだろうか、どんなタイプのハゲなら治りやすいのか、小動物獣医領域に応用できるのだろうか、そういった言わば純粋な医学的興味に突き動かされ(←うそこけ)、私は新聞の片隅にある「資料請求券」をちまちまと切り取り、はがきに貼って出したのでした。
で、強い思いが心の奥底から沸き上がっていたわりにはすっかり忘れてたもんで、謎の郵便物にはちょっとびびりました。差出人はもちろん心当たりのない個人名です。爆弾とか猫の目玉1ダースとか愛知県知多半島の謎のお菓子「生せんべい」だったらどうしよう。いえ、最後のは嬉しいですが、恨みを買う覚えはないけど、世の中いろんな人がいるしなあ、などといらん心配をしつつ、それでもちゃっちゃと開封して「ああ、そうだったー」と思い出し、早速鑑賞することにいたしました。
「ふーん」
ま、感想としてはこの程度でした。なにしろ正攻法なのですから「魔法の薬」や「秘伝」を期待していた私にはいささか期待はずれだったのは否めません。しかし効果はそれなりにあるようで確かに「ハゲ」をぎりぎり脱出した人もいました。映画にはなかなかのめり込めない私も「祝!ハゲ脱出!」という大きな喜びが伝わってくるラストのインタビューシーンでは思わず「よかったねえ」とつぶやいてしまう感情移入ぶり。実際、人生変わったんじゃないかと思いますし。
その後しばらくして、やっぱり営業の電話がかかってくるのでした。「女の方が請求されるのは珍しいもので」と前置きした後、非常に訓練された礼儀正しい柔らかな口調で、あわよくばカツラを売りつけたいとそのとっかかりを探す営業マンに対し、私は正直に懺悔したのでした。
「別に髪の毛の悩みはありません。すいません。興味本位でして」
すると、さすが一流企業の営業マンです。
「とんでもございません。で、何かのお役に立ちましたでしょうか?」
「ええ、それはもう」(←うそこけ)
「そうですか。それでは何かありましたらまたよろしくお願いいたします」
「はい。御苦労さまでした」
「お時間を取らせて申し訳ございませんでした。失礼いたします」
家にいるとさまざまな営業の電話がかかってきますが、商売にならん、と判断した瞬間にガチャン、というのが多い昨今、冷やかしの客にまで礼をつくすその営業態度にちょっと感動したのでした。
「カツラを作るなら、ア○ランスよりアートネーチャー」
にしましょうね、皆さん。
またまたその後。「この度は御相談いただいたのにもかかわらずお力になれず大変残念です」という出だしでアンケート用紙が送られてきました。切手を貼らなくてもいい返信用封筒まで入っています。さらにアンケートに答えるとオリジナルテレホンカードがプレゼントされるというではありませんか!アートネーチャーのオリジナルテレホンカード!やっぱり「使用前使用後」とか、ワンクッションおいて「勢いよく芽吹く若葉」とか、ちょいひねって「結婚できました」とか、そういう図案なのでしょうか。
「欲しい・・・・どうしても欲しい・・・・」(←強い思いが沸き上がっている)
未練がましくアンケートを捨てられずにいる私に「ハゲの神様」の天罰が下るのはいつのことなのでしょうか。やっぱり天罰としては「髪の毛が抜けていく」、これしかないんでしょうねえ。
それでは今日はこの辺で。次回をお楽しみに。