中川の生活スタイル

 住宅の様子については「移住住宅の環境」で大体お分かりいただけたかと思います。ここでは、その住宅をベースにした日常生活についてご紹介します。


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冬の生活

 北海道で暮らすことにおいて、冬の生活は不安に思われる方も多いと思います。実際、-20℃を下回る日や、積雪が2mを超える都市があったり(近年特に積雪が増えております)北海道でも中川町は厳しい環境にあります。しかし、生活するには全く問題ありません。灯油代や外出用の防寒着を用意する必要はありますが、2重窓など北海道特有の住宅環境では、家の中は暖かく生活しやすくなっています(夏は逆に風通しが悪く暑いかもしれません)。雪は10月下旬に舞い始め、遅くとも12月中旬頃には根雪になり、雪解けはゴールデンウィーク頃になります。ちなみに山桜は6月中旬頃咲きます。

水道凍結に注意!

 冬の夜間は気温が-10℃を下回ることもしばしばあります。就寝前に水道栓の水抜きをしなければ、朝起きたら水が出ないということにもなりかねません。冬期は水道の元栓閉めを忘れずに。なお、北海道の各放送局では、-4℃以下になると番組中に凍結予防のテロップが流れます。

屋根の雪下ろしと除雪

 冬期間に3回〜5回の屋根の雪下ろしが必要ですが、中川の雪はさらさらパウダースノーですので怠惰せずに除雪をしていれば大丈夫です。



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夏の生活

 日本の中でも北海道は大変四季の色彩がはっきりしています。春は桜や新緑の優しい色、夏は木々の力強く鮮やかな緑色、秋は紅葉の赤や黄色が燃えるようにであり、冬は一面白銀の世界が広がります。文字通りの四季を体感できる北海道中川町の春から夏は本州に比べとても暮らしやすい環境です。クーラーのいらない涼しい夜、朝は鳥たちのさえずりでちょっと早起きをし、木々の匂いのする爽やかな空気を胸いっぱいに呼吸する…地球とシンクロできる瞬間です。

草刈り

 夏の草たちの成長は驚くほど早く、短い夏を精一杯に生きようとあっという間に伸びてしまいます。ブラシカッターを所有し、自宅の庭を手入れすることもこの地域の夏の仕事の一つです。

 カメムシやてんとう虫、蛾、蟻など、家に忍び込んできてしまうことも度々あります。すぐ裏が山ですので、こればっかりは自然の理として納得していただくしかありません。
 草刈りや虫との格闘の後は、外でのジンギスカンが一押しです。新鮮なラム肉や野菜、魚介が手に入る北海道ならではの光景ですが、体を動かした後のジンギスカンは格別です。

買い物や金融機関

 肥沃な大地で育まれた北海道産の肉や米、そして野菜に魚介類、季節によって種類はかわりますが、ほぼ1年を通して道内さんが店頭に並びます。
 その気になれば育てている様子や収穫している様子を見に行き、農家さんからお裾分けをもらうことができるかもしれません。また、自宅の庭や玄関先にプランターなどを置いて家庭菜園をしてみるのもいいでしょう。
 飲食店や金融機関、スーパーは中川市街に集中しています。安川の移住住宅から10kmほどかかりますが、日常生活に必要なあれこれは大体町内の商店で購入することができます。
下のダウンロードリンクから、詳細な中川町の地図がDLできますので是非ご活用ください!

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