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2011年7月
スコットランドを歩いてスコッチを飲んだ

6月8日〜16日の日程で、スコットランドに行ってきた。2002年から始まった「英国フットパスを歩く」シリーズの10回目に当る。スコットランドは2005年に続き2回目である。もちろん歩くルートは全然別である。前回は北東部のスペイサイドウェイが中心だったのに対して、今回は北西部のウェストハイランドウェイを目指した。ブリテン島の最高峰ベン・ネビス山(1355m)の周辺を通る総延長150kmほどのコースのハイライト部分を歩いた。毎回数百メートル登ったのだから、登山ではないか、という参加者の声が聞こえたが、きつい思いをしただけのことはある。稜線からの景色に見ほれることもしばしばだった。
加えてウィスキーの醸造所を2ヶ所立ち寄れたのが嬉しかった。日本ではなかなかお目にかかれないスコッチをいくつも飲めた。中でもオールド・プルトニーが一番美味しかった。
心残りは、ゴルフ場のメッカ、セントアンドリューズゴルフコース内を通るフットパスがあるけなかったことだ。あまりに広くてお目当ての場所が分からなかっただけだが。10月はいよいよスペイン「巡礼の道」歩きだ。今度は美味しいワインが期待できそうだ。

U字渓谷の中のフットパス


スコットランドらしい風景の中を歩く

エコ・ネットワーク代表 小川 巌


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