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スリランカに生息するタランチュラで、レガリスやスリランカと並ぶ割とメジャーな樹上性種でございますね。昔はWCも来ていましたが、もう絶無です。繁殖が難しくない系統なので、CBがよく出回っておるので良かったですね。
黄色がかる体色が、見る者に対し、とりわけド派手な雰囲気を印象付ける種でございますよ。体長は6cm、レッグスパン20cmほどが普通なようですが、なんか8cmぐらいあるデカイのもきてたみたいですよ。脚が細長いわけですな。幼体時は結構黒いので、レガリス辺りとは異なりますね。
実はこいつ、レガリスのシノニムではないか?なんて議論もあったようでございます、どうなんでしょうねぇ。色彩的に見れば、えらく違いますねぇ。でもまぁ、亜種関係になる可能性は無きにしも有らずですが、どうなるのかって感じでございますな。でもまぁ最近は亜種じゃないか説をホボ見ないです。
飼育シーンにおいては、カラーが違うと言う事は大きな意味を持っており、同種だろうが亜種だろうが関係なく、見た目の違いは大きな違いなわけでございますよ。サソリにおいても、イエローファットテール(A.
australis)とアラビアンファットテール(A.crassicauda)の2種は、色彩以外違いが全く無いなどと言われており、実は亜種関係なんでないか?ってな意見もあるという事が書いてあるものを見ましたよ。だもんで、分類学者の人から見れますれば、色彩と言うのは、あくまで一つの目安に過ぎないって感じなんでございましょうなぁ。
飼育に関しては、例によって樹上性の大型種でございますので、大き目の飼育ケージを用い、コルクバーク等立てかけてシェルターとしてあげましょう。温度は24度前後、湿度は80%以上がベストでございます。 |
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