Phrixotrichus scrofa
ドワーフローズ
CB.juv.male
 チリのビオビオ州で見つけられた小型種でございまして、チリアンコモンと混ざって輸入されて来るすることも多かったですな。ビオビオ州と言えば、例のローズヘアー系のコンセプシオンが有名ですね。ビオビオ州境のアルゼンチンの辺りにもいるそうです。

 かつてはチリアンカッパーParaphysia manicataという名前で出回っていたようですが、この辺り特有の変遷が多々ありましてw、2014年に一時無効とされていたPhrixotrichus属が復活して、こやつも含まれました。

 小型種で、だいたい4cmでございます。オスはもっと小さく、場合によっては2cmぐらいで性成熟する事もございます。小さくてカワイイ種でございますよ。

 色彩は、赤銅色が何気に美しいので、見直されて良いかと思いますね。性格もあまり悪くない印象でございます。刺激も、殆ど飛ばしてこないですし。

 飼育に関しては、チリアンコモンと同じようなノリで行えますよ。乾燥や低温に強くて、丈夫な種でございます。10度程度なら何ら特に問題ありません。逆に暑くなり過ぎないようにした方が良いかもしれませんね。成長は早くはありませんよ。そんな感じで、ボヤボヤ飼うのが良いんじゃないですかね。