|
タイ及びミャンマーに生息する、漆黒のタランチュラでございます。本物のC.minaxの入荷は、極めて稀で、CBとして出回る種の殆どが、ビルマブラック(Ornithoctonus aureotibialis)をはじめとした、別種であるとされております。
が!日本には、なぜか本物では無かろうかと思われる個体が結構出回っております。なぜなら、クワガタルートで、あの辺のクモがWCでチョボチョボと入荷されてくるのでございます。欧州及び欧米からの入荷の場合、本種は殆ど見られませんが、産地直送とも言える、そちらのルートからですと、本物のC.minaxが来ている可能性もございます。
写真の画像の個体は、結構信頼の置けるルートから、本物として購入した個体でございますので、多分本物なんでしょう。多分ね多分。
で、本物をという物を見ての感想でございますが、デカイ・・・ Cyriopagopusなのか?と言うほど大きいのでございます。なんと、体長8cm、レッグスパンも17cm超という、はっきり言って、コイツまじで怖いぞ。
飼育でございますが、大型個体にはソレ相応のケージを用いましょう。大きなくせに、動きも素早く、大変気が荒いので、十分注意して飼育していただきたく思います。
成長の速度でございますが、脱皮の周期から見ましても、あまり遅く無いかと思います。幸運にも手に入れる事が出来た方は、エサを多めに与え、早く巨大化さると楽しいですよ。アフリカの巨大バブーンには劣るものの、それでも大きな漆黒の体は、見るものに恐怖を与えるかもしれません。なんともステキなクモでございますね。 |
|
|