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ブラジル・パラグアイ・ウルグアイ・アルゼンチンと、結構広範囲に生息しているらしいGrammostolaで、普通7cm前後ですが、最大10cmにもなるというウワサの、なかなか大きなクモでございます。
本種は、知る人ぞ知る結構マイナーなグラモでございましょうが、個人的に、かなり好きなクモかもしれませんよ。黒の地色を持ち、シルバーの繊毛が生える頭胸部と、体全体にも明るい繊毛が覆うという、なかなか美しい風貌になるタランチュラのようでございます。いやぁ、実にかっこよろしい。
G.grossaは、Grammostola pulchripesやGrammostola mollicomaの名で流通してしまうこともあるようで、注意したほうがいいかもしれませんなぁ。
Grammostola属と申しますと、一時期Phrixotrichus属のシノニムとして抹消されるか!と言う騒動もございましたが、Phrixotrichusの方が抹消されてしまい、晴れてグラモの名は残ることが出来たようです。どっちかと言うと、個人的にグラモの方がカワイイ感じがして好感が持てるので、なんか良かったね!<謎
飼育に関してですが、乾燥にも強いで種ではございますが、他のGrammostolaに比べまして、湿度のある環境で飼育したほうが、調子よく飼えるかと思いますので、やや高めで行きましょう。温度は、25度程度で問題ありませんが、幼体の間は、温度も高めに設定し、一気に育て上げるのが良いかと思います。
成長も早くてですねぇ、3−4cmぐらいまでであれば、一気に育ち上がり、飼い易いかと思います。前の項で紹介致しました、パンパスゴールデン(G.chalcothrix)は、あまりパワーフィーディング効かない雰囲気でしたが、コイツには有効っぽいので、ビシビシ餌与えていきましょうね。 |
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