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パラグアイ・アルゼンチンの草原に生息する、大型美種でございます。2000年に初めてペットルートにのり、2001年にG. aureostriataとして新種記載されたと思ったら、その名前は2009年にG. pulchripesのシノニムと説明されて今に至ります。
チャコジャイアントゴールデンニー、略してチャコジャイ。国内に入荷して、みるかし姫さんがあっと言う間にCBを出したことで有名でございますねぇ。これがペットルートに乗ったときは、かなりインパクトがございましたよ。体長8ｃｍ、レッグスパン20cm弱と、ボリュームのある風体でございまして、非常に大人しい個体が多いです。膝や脛に黄色のストライプ。頭に仄かに乗るメタリックパープル。容姿・丈夫さ・大人しさ、ペットタランチュラとしてこいつ以上の種はなかなか居ないかもしれませんね。
Grammostola属だから、成長遅いかもしれないなぁ・・・なんて思っていたら、食っちゃ脱ぎ、食っちゃ脱ぎと、4-5cm程までは、猛烈なスピードで成長するんだもの。いやぁ〜、こいつは一体何者かと思った次第。本属の中では最速の成長速度ではないかと言われています。
飼育に関しては、飼いやすいクモの典型とでも言えるほど、丈夫でございます。やや湿らせた環境が理想的ですが、乾季と雨季のある所に棲んでいることもあり、水容器さえあれば非常に乾燥に強いです。しかもチリコモ系と違い、エサを良く食べる個体が多く、異常な拒食でヤキモキする心配も少ないですね。
性質も大人しく、余程扱いを間違わなければ噛まれることは無いかと思います。でもまぁ何かあっても知らんよ。嫌なら、触るんじゃないよ。この種はタランチュラ飼育の醍醐味が伝わる一種であろうかと思います。幼体から育ててもかなり丈夫なので、初めてのスパイダリングとしてもオススメ出来ますね。何かアダルトのクモを育てていて、次は幼体から飼ってみたいなと思う事があれば、迷わず本種をお勧めします。各国で良く殖やされているので、比較的入手しやすいと思いますよ。べた褒めです |
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