Bumba pulcherrimaklaasi
ブルーフィーマー ビューティー

"Green Femur"WC.AD.female
 エクアドル原産ですが、この個体はチリ産らしいです。比較的広く生息しているのかもですね。当初はParaphysa属(1991年記載)でしたが、変遷がすごいんですよ。Phrixotrichus(1994)→Euathlus(2007)→Maraca(2014)→Bumba(2014)と色々経ております。移した人が人なので(色々やらかしていらっしゃるw)、また変わるんじゃないかと戦々恐々ですねぇー。

 かつてEuathlus pulcherrimaklaasiの名前で売られていたCBの中には、Thrixopelma lagunas(ペルーから来るやつで、Homeomma sp.ともされていたもの)や、意図しないハイブリ物が売られていた可能性もあるとかいう話しも見たことがあります。所謂コバルトレッドランプと、こいつのハイブリだったのでは?とか囁かれたり。まぁ今となっては謎ですけどね。写真のはWCってところと、見た目的にも真のプルケリマと見て良いのではなかろうかと思います。

 色味的には、ビューティーとは言うものの「まぁ・・・多くは言うまい」って感じですw その名の通り、フィーマー(腿節)の上が光の加減で青っぽく見えますな。頭は結構ギンギンになり、多種にあまり見られない感じで、そこそこ綺麗だとは思いますよ。

 頭が銀色で、フィーマーが青か緑になります。緑のは2010-11年頃にWCが結構出回りまして、グリーンフィーマービューティって名前で別種(ただしsp)とされることもあるようですが、とりあえず一緒ってことにしてここで紹介しちゃいますね。体長は、6cm前後。8cmぐらいまで育つと言う話もありますが、なかなかそこまでは行かないと思います。

 飼育に関してですが、あまり多湿な環境は好まない様子でございまして、地面が濡れ濡れだと、壁面に避難しております。それ故、地面は湿らせすぎないほうが良いかと思いますが、心配なので水容器だけは設置しておきましょう。長年飼っている感想としては、空中湿度を低めに保ちつつも、飲み水は切らさないようにするのが良さそうですよ。なので、冬季は割と調子良いですw 湿度の高い夏場どうすりゃいいのか!と言う感じかもですが、ドライな床材をたくさん入れておくと、実は除湿の効果があるので、乾いた床材をたっぷり入れて、シェルターを置いてあげるのが良いですな。

 餌の間隔は、ベストな環境下で飼育すると、結構沢山食べますわ。湿度が高くなったりして調子が悪いと、食欲も落ちる様子。ただし幼体時は湿度少し高めで飼育してあげてください。渇きや脱皮不全で死にやすいです。かといって多湿過ぎても死にますので、良い塩梅を見つけるのが良いですな。

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