Ephebopus fossor
レッサー スケルトン タランチュラ

CB'99,subAD,male
 エクアドルに生息しているEphebopusのタランチュラでございまして、体長は4−5cm、レッグスパン14cm程と言われております。さほど巨大種ではないらしいですが、飼い込めばそこそこ大きくなるとは思いますよ。入荷に関しては、おそらく現状で、かなり珍しいEpheboに当たるのではないでしょうかねぇ。滅多にお目にかかれませんよ。だいたい、これ入れても売れなさそうだだもの。

CB.AD.male
 そんな感じで御座いましてね、とりわけ地味な感じのクモでございますよぉ。成体メスは、上の画像に近い感じで、黒くてですねぇ、脚に茶色っぽいストライプがはいります。腹部はエナメルの如しの光沢が入りまして、高級車っぽいようでございますよ。

 でも、オスに至っては左の画像をご覧くださいませ。アレですね、地味なのはまだ許そう、しかしだ、このそこはかとない貧弱さは何でありましょうか、なんとも冴え渡らない印象を周囲に撒き散らすオスでございますな。

 飼育に関してはですね、高温多湿な環境で飼いましょうね。床材を厚めに敷いておきますと、潜るか、上のほうまで糸を張りまして、巣に床材をくっつけてカモフラージュするかのどちらかです。まぁ、あれですな、テキトーに好きなところでチューブ状の巣を作り、引きこもってる感じのクモですね。他には特に書くこと無いわけ。

 性質は非常に荒いので、取り扱いは注意してくださいませ。というわけで、じゃぁコイツは、終わり。