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こやつもBrachypelmaだったものシリーズですな。以前はBrachypelma epicureanumとされていましたが、2020年に変更されました。メキシコのユカタン半島に生息しております。写真の個体は、老成なのでパっとしませんが、この種類はコレクターズアイテムという感じで、見た目はT.vagansと同じ。はっきりいって外見で区別をつけることは非常に難しいと思いますよ。成長すると、赤味が損なわれるって話もありますが、別に脱皮すると綺麗なレッドランプになりますし、vagans等の似た連中も同じ傾向はありますからなぁ・・・。僕は見分けつかないと思いますよ。基本的には、生殖器などで見分けることができるとか言う話。サイズもvagansと同じぐらい。どうしてもエピキュレじゃなきゃ駄目なんだ!とか、曽祖父さんの遺言で!とか、やむを得ない事情でもない限り、ほかの似た種で良いと思いますね。エピソードといえば、Aphonopelmaに含まれるとかいう話が昔に出た程度で、特に面白いことはありませんな。まさに、よくある話ですよねー・・・。
飼い方や性質も、vagansと同じです。やや湿度を高くして、低温に注意すれば、特に問題は発生しません。弱いとかそういうことも一切ありません。多少乾いていようが、ビチャビチャにし過ぎてしまおうが、健康に長く生きています。普通に育って、普通に暮らしていくことでしょう。刺激しすぎると、自慢のレッドランプが禿げ上がるので、そこだけ注意ですかね。
とりあえずレア度だけで見ると、まぁ珍しい種類ではありますが、別にねぇ・・・。 もう、とくに話す事も無いわけですよ。僕も、あえてコイツを買う事も今後無いと思いますよ。別にとりたてて嫌いってワケでも無いですし、逆に好きだというわけでもありません。それ以前に、好きとか嫌いを選ぶことすら思い浮かばず、あぁ〜そういう種類も居るね程度の感想の不憫な存在です。まぁ、飼う機会があれば飼うでしょうが、買うことはないでしょうw。エピキュレLOVE♪って人も見たことはありません(響きは無駄に可愛い感じ)。どうしても!と言う方だけ飼えば良いんじゃないかな。たまに、ブラキをコンプしたい!とか言う謎願望を唱える方が居りますが、そういう人が飼えば良いかと(それで何かに満足できるならですがw) 色んな種類を闇雲に集めたって、虚しさだけが残るもんですよ。それよりも何か、一つの種を極めてみるほうが、よほど役に立つってなもんです。 |
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