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パープルピンクトゥーとも呼ばれております。エクアドル・コロンビア・ペルーのアマゾン地域に生息しております。コロンビアとエクアドル北部の物を"northern
form"。ペルー北東部に産するものは、本種の"southern form"として分けられています。ノーザンより少し明るい色合いをしています。分けられている物を混ぜる必要はないので、繁殖させる場合は注意しましょう。
他のAvi多くのと一緒ですけど、樹上にチューブ状の巣を作って暮らしていて、巣の出入り口はだいたい下向きらしいですよ。ケージを選ぶ際とかクモのケアをする時の参考に出来るかもですな。
WCの入荷直後の個体なんかは、一見真っ黒にも見えますが、一発脱皮すると美しい紫が発色します。写真によって色味が異なって見えるのは、フラッシュだったり光の入射角の差等によるものですな。異常に紫が強い写真とかもありますが、上の写真はフラッシュ使っていないので、だいたいこんなもんだと思ってください。わかりやすく綺麗な種類なので、人気の高い種ですな。
メスの体長で5cmぐらいと、そこまで巨大化するわけではありませんが、毛がモサモサしてボリュームがあるので、体長の割に少し大きく感じるかと思います。これで7cmぐらいになれば最高なのですがねぇ。寿命はメスで10年強ぐらいと言う話ですが、個人的にはもう少し短そうな気もしますなぁ。幼体の間は、バタバタと走りジャンプするので、と少し扱い難いかもしれませんが、成体になると、せいぜい糞を飛ばすぐらいwで割と扱いやすくなります。荒すぎて困るという事はありません。飼育温度は25度前後、湿度は70%以下にならないように注意してください。ただし通気が悪いと、書肺にカビが生えたりして死ぬのでご注意下さい。
Aviの幼体は他の連中に比べると、死にやすい傾向があります。飼うコツとしては、ケージ内は奇麗にする事・湿度を高くする事・通気をよくする事・水分をしっかり取らせる事(こいつら巣の中に引きこもって脱水になる事があります)・成長期は餌やりをサボらない事w。これを守る必要があるのですが、これが結構厄介なんですよねぇ。糸だらけにするので掃除がメンドイのですが、家の場合でいきますと、多少巣を崩しても良いので、綺麗にしておいた方が長生きする傾向があるように感じます。なので繁殖時や脱皮前後等を除き、様子を見て月1〜2カ月に1度はガッツリと巣を壊して大掃除しちゃうぐらいの気持ちで構わんと思います。その関係で、込み入ったレイアウトケージで飼うのは、個人的にあまりお勧めしません。糸と糞だらけにしがちですからねぇ。植物などを入れたレイアウトケージを用いての飼育も無理ではないと思うので、各自工夫して頑張って育ててくださいな。
以前は非常に珍しかったのですが、最近は定番種と言うぐらいCBをよく見かけるようになりました。折角飼うのなら、小奇麗に飼って長生きさせましょう。実に素敵な蜘蛛ですぞ。 |
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