Acanthoscurria insubtilis
チャコ マウスブラウン バードイーター

WC,subAD,male
 ボリビアやパラグアイに生息するタランチュラでして、ハッキリ言ってとりわけ特徴の無い事が特徴と言う有様の蜘蛛でございます。せめてAcanthoだから大型化するのかと申しますと、実はたいして大きくならないそうでございまして、体長6cm・レッグスパン12〜15cmと中型種と言う部類に甘んじております。実際上の個体、オスだったのですが、性成熟しますれば、他のAcanthoのオスと比べましても、あからさまに小さく、見劣りしまくりの状態でして、某本の為に写真を撮ろうか迷った挙句、一応撮ったまでは良いけれど、最後まで掲載を悩んだのもまた事実。そのくせ、価格が安くないわりに、レアって程のことも無いわけでしょう・・・。

 黒に近い灰色でして、脚にストライプが入ります。まぁ、それだけです。ほんとにアレよ、いよいよもって書くこと無いわけ!こんなさぁ、とりわけ特徴の無い事が特徴って感じの種にだ、この期に及んで、どう盛り上げようっていうのか!

 さて、一通り愚痴ったところで、いつもの行きますよ。

 性質はやや荒く、湿度を少し高めた環境で飼育します。実際、なんか知らぬが、飼ってるとカワイイ感じのクモではあります。だいたいにして、このクモ事態は、いっこも悪くないわけでしょう。人間(主にわたくしめ)が勝手に「微妙だ微妙だ」と騒ぎ立ててるだけなのですよ。しかしまぁ、実際微妙だから、僕にはどうしてやりようも無いわけ。はい、じゃぁもう次ぎ行きましょうね!