notebook
The Old Notebook volume 3

7月15日 MON.きゅうに晴れ

今日のクラス対抗マッチよかったあ。(男子のソフトはちょっとおしかったけど)他の4つは残ってるでしょ。女子のソフトのさよなら勝ちのこと。すごくうれしくて、友だち2人と友だちの友だち1人と帰りによった電気屋のおじさんとおかあさんと弟と...んと6人にも教えてあげました。でもいうたびにだんだんエスカレートしていって最後にはなんていったか全然おぼえてないけど、きっとうそいってると思います。
あしたはまたがんばろー。

あ、思えばわたしは特訓されてうる女性(じょせい)です。いつかはきっと(期待に答えて)すばらしい女(ひと)になります。話かわるけど‘17才の夏’って絶対すてきなはずなのに、私は今そのまっただ中にいるのにちっともさえません。つまらない!つまらない!つまらない!とても。夏なのにちっとも暑くないからちっとも開放的な気分になれなくて。
わたしはうちあけていうとおしゃべりはとても苦手だからこういうのーとあるの、好きです。
字が上手だったらもっと好きです。
E(今は夜です)


7月16日 TUE.くろい雲

みんなステキなこと書いてあるからわたしだってまけずに書きます!
“もし愛することの条件に時間を必要とするなら、わたしその権利あるわ。
だれよりも先にあの人を好きになったんだもの。
だれよりも長い間あの人を見ていたんだもの
いつだって”

実は今読んだ女の子のマンガの中にでてきている(りぼんとかいう本)エツコって女の子のいった言葉です。幼稚園のころ好きになった子が中学校に入ったとたんがぜんもてちゃって不安でいっぱいなとき、こっそり木の陰でいうの。ささやななえという人の書いたマンガです。

7月4日書いた人へ 子供はだめです。年の子供じゃなくて精神的な子供は。
          何も考えずにいう言葉はおどろくだけだし感情にまかせて
          しているふるまいはあきれてしまいます。だから大人になりたい。
          ちっとも純粋じゃないし。
りりイへ      いいペンネームですね
                    P.S. あす3つ決勝戦がんばがんば E


7月17日 WED.

優勝は男子バレー。でもみんなほんとにごくろーさまでした。あしたはかばん軽いからのーともってく。
                                     E


三条祭 9月4日 晴天 むし暑い

やっと学祭が終わりました 応援の一位と競技の3位はよかったけれど 他も決して悪くはないと思うのデス
明日はきっと雨でしょう 僕の涙で 何故ってそれは...
今年の夏はいろんな事がありました とってもいろんなことが.
最後の学校祭.きっと、強い印象に残ってしまう、時だったろうに...
早すぎた夏 そんな気がする 今日でした
僕らの春は、きっときっと先の事 早く、黄色のひまわりがみたいなあ

青春って 何?
女の子って、どんなもの? 僕は?
秋が近づいてきました.そして冬がもうじきます.寒い暗い冬が
春よ来いと、いって、やってきます.そんな日が早くすぎないように
そして、来年の夏の日ざしが、とってもとっても強く...

愛とは何? 愛に性はつきもの? キスに抵抗ある?

自分通りに自論は持っていたけれど、今それがぐらついてしまった.おかしいな.
人生(愛か勉強かそれはわからない)って むずかしいね
勉強しなければ. 誰のため? 自分の為に
意欲があって やらないのはなまけもの? 勉強はイヤでも必要です
今日はいつ 僕は誰 おやすみ 今日はへんだなあ僕、ゴメンネ


9月5日 くもり

今日は意に反して、は降っていないんだけど、曇っている日は、一番いやだなあ
気がめいってしまう.雲に虹がかかっている時は好きだけどナア
むし暑いし、今日は一体どうなっているんだろう
学祭が終わって、少しは張りがなくなって、みんな気のぬけたようで
とっても、とっても、おもしろくないんだ

さあ、これから半年、勉強に生きよう.志望校に入れるよう
みんなで、神様、仏さま、キリストサマ、マホメットさまにお祈りしませう.
きっとそんな事できないよ.やっぱりネ.

ねえ、みんな.人はひとりだと思うかい.最後はひとりになってしまうなんて言っていたけどそう思うかい
悲しい事だね.そんな風に考えちゃうって、いう事は.
それとも、たくましいことかな.でも僕はそんな風に考えつかないから
たくましくも、強くもないんだ
ひ弱な、人間なのさ.シンから強い人間はいるけど、それをかくしながら、ひ弱になっている人は少ないから、そんな風になって、ここっていう時に、大事な人だと思われたりナア

それが僕の理想です

友達がたくさんいて、いつも、生きているんだという実感がもてて、泣いたり、笑ったり、怒ったり、少しはセンチメンタルなムードにも、ひたって、恋人と、夜空をあおぎながら、バイオレットフィズかジンフィズで、「こんにちは青春」といいながら、乾杯して.そして、そして、大人になっていく.そんな青春を送りたいのは、ちょっとぜいたくだろうな.でも、何でもかんでも、少しガムシャラにやってみたいというが、一番いいんじゃないかな.

ひとりでゆくんだ    しあわせに背をむけて
さらば恋人よ      なつかしい歌よ友よ
いま青春の河を越え   青年は 青年は荒野をめざす

命かけてと誓った日から    すてきな想い出残してきたのに
あの時同じ花を見て      美しいと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴しい愛をもう一度   あの素晴しい愛をもう一度
ピエロの唄

野に咲く花の名前は知らない   だけども野に咲く花が好き
ぼうしにいっぱいつみゆけば   なぜか涙が 涙が出るの

戦争が終わって 僕等は生まれた   戦争を知らずに 僕等は育った
おとなになって 歩きはじめる    平和の歌を くちずさみながら
僕等の名前を 覚えてほしい     戦争を知らない 子供たちさ

僕はピエロです

人は誰も ただ一人旅に出て     人は誰も ふるさとを振り返る
ちょっぴりさみしくて 振り返っても そこには ただ風が吹いているだけ
人は誰も 人生につまずいて     人は誰も 夢やぶれ振り返る

守もいやがるぼんからさきにゃ    雪もちらつくし子も泣くし

みんながんばろうな卒業

友よ 夜明けまえの闇の中で  友よ 闘いの炎をもやせ
夜明けは近い 夜明けは近い
友よ この闇の向こうには   友よ 輝く明日がある


9月6日  金曜日  くもり

《目標》

やるだけはやらねば。
考えるだけは考えねば。

  責任もあれば
目標もある

努力するだけは努力せねば
自分を大切に生きねば。

                       −キャベッジ・グループより−


9月7日  土曜日  雨が降ったりやんだり

学祭が終わって6日

元気ですか

大切なことを忘れていました
  みんなおつかれさまでした!

元気なのは、私ひとりだけのようです。。。


こんにちは!
初めてこのノート手にしました。中を開いてみてびっくり。みんな同じようなことを考えてるんですね。私と...。それから文章から受ける感じ、みんなどことなく似ていて...。でも読んでみると、少しずつ違っていて...。なんとなく“他人”が書いたと思えないところとってもいいと思います。

(愛のお話し)
愛...とっても、きれいなものだと思う。真っ白い花嫁のベールの輝きを想わせる。光にあたってキラキラ輝く、涙の色をしているような...。でもね、一歩まちがうと、悲しみをひきおこす。でも本当の愛ってそんなものじゃないと思う。愛は代償を求めない。愛は、相手の幸福を願うだけ。愛はある時がくるまではじっと心の中で温め続けてゆくもの。私まちがっているかな〜。でも、私が17年間生きていて愛について考えたことの一部です。愛する姿が時として、みにくくなるのは、“自己愛”のほうへ自分の心が傾いてしまうからじゃないのかしら...。ほんとうにその人を愛しているなら“愛されたい”と思うのは当然だけど、愛されないからといって、その人を“愛する心”つまりその人の幸福を願う気持ち忘れたりするようなら、まだまだ“自己愛”の段階からぬけ出てないんじゃないのかな〜。私たち、まだ17才、18才。自分じゃ大人のつもりでも、そういう点ではまだ子供です。本当の愛の世界をきずこうと思うなら、もっと、もっと精神を磨かなくっちゃね。...(エラソウなこといってごめんね。本当なら、私、まだ愛を語れる年じゃありません。でも、自分の意見を出してみるのいいことだと思う。いろいろ人の心の中をのぞいてみたい...話し相手になって〜)

(私の好きな詩)
                              みつはし ちかこ

私は、いっぽんのろうそくいになりたい
もし、いつか
あなたのこころが
まっくらになったとき

あなたのかたすみで
オレンジいろの
あかりをかかげて
たっていたい

私のいのちを
溶かしながら

いつでも、いつでも
私はあなたのことを想っています

「ある愛の詩」とっても好きです。

ひとりぽつんと、すわっている人いたら、声をかけてください。その人も、あなたと同じ、さみしいんです。

私、三条好きです。今度は“愛校心”についてお話がしてみたいの。誰かひまだったらこのことについて、お話しして〜。
P41〜44破っちゃってごめんなさい。
P39、40とP45、46不注意で切っちゃってごめんなさい。(9/5・6・7の人)

                          Hiro 日付け嫌いなので書きません。ある秋の日


寄せ書き
9月14日

久しぶり
知らないうちに、たくさんの人が、いろんなことを書いているのね。
最初から読んでみると、おもしろかった。
7月15日の‘特訓されている女性’さん、ガンバ!ガンバ!すばらしい女(ひと)になって。期待してます。
9月6日の‘キャベッジ・グループ’さん、とってもいい目標ですね。 僕も対抗して、すばらしい目標をたてねば。
僕の前に書いた、日付けの嫌いな‘Hiro’ちゃん。とっても幸せそうな方ですね。あなたは。

もう何年も前になります。
ある女の子に失恋しました。
女の子は僕を嫌いじゃなかったけど、好きな人がいたんです。
僕は、少なくとも自分が嫌われていないことがわかったので、それほどショックではありませんでした。
でも、3〜4日は何もする気がなくてポカーンとしてた。
それ以来、僕はその女の人にはほとんど話しかけません。
黙って、彼女を見ているだけです。今でも。
彼女が、まだ僕の心のどこかに、住んでいるみたい。

最近いろんなところで、カップルができてるみたい。
うらやましいです。

                      11:40 p.m.9月14日の男でした。

P.S.なんだか、バラバラな文章を書いたみたい。きっと環境が悪かったのです。(机の上には時計が2つとチョコレートが3粒、飲みかけのコーラと食べかけのリンゴ、数Vの参考書と世界史の年表と問題集があります。ラジオでは巨人−広島戦をやっています。現在2−5で広島有利。長島ガンバ。テレビでは野口五郎が愛ふたたびを歌い、となりの部屋では牧さんと、3つくらいの洋一君がチーコと遊んでいます。僕の部屋にはふとんがしいてあって、その辺にGパンが一つととカラーYシャツが2枚、はきおわったくつ下が1足、コーラを飲んでいたグラスが1コころがっています。あっ、これを書いている間に広島が3点を追加しました。こんな環境ですから、まともな文章は書けないのがあたりまえ?。)


9月15日

何書こうか迷っています。
みんな‘愛’のお話しを書いてるから、僕も書こうと思ったけどだめです。
僕、書けません。
これまで‘愛’について考えたことないから。
だから僕、お友達のお話しします。

におい袋 僕には、友達、あまりいません。
友達をたくさんつくることができない。
今、友達といえる人は2〜3人です。知り合いはもう少したくさんいるけど。
僕、人と話すのあまり好きじゃない。めんどうくさいから。
人から干渉されるのきらいです。(でもほんとうはされたいのかも。)
僕の一番好きな友達とは、あまりお話しできません。
いつも、2人でいっしょにいたいけど、だめ。
その人、とってもいい人だし、好きです。
その人、今、悩んでいます。
でも、僕には、何もできません。
何か、してあげたい。何か言ってあげたい。
だめです。
僕の立ち入ることのできない、未知の国なのです。
黙って見ているしかありません。
何も言えない。
自分を情けなく思うだけ。
僕は、だめな人間です。
                    3:40a.m.9/15の男より

                         P.S.京都で買ったものです→
                         いいでしょ!
                         後ろの方にもはります。


9月21日

私の手に昨日、このノートが渡されて、家までもってきてしまって、ずいぶん、いろいろな人が登場しているんですね。
読んでいて、楽しかったです。

つい最近、私はとっても大切なものをなくしたの。
とっても大好きな、近所のお兄ちゃまが、結婚するのです。
お兄ちゃまのために、喜んであげたいのだけど
そんなにすなおになれないのです。
だめですね...女の人にお兄ちゃまをとられた気がしてさみしいのです。

9月29日
香川先生

遠足で動物園にいってきましたね
ひさしぶりに動物園にはいってたのしかったですヨ。
でも次の日、体がいたくて...
ひごろあるいていないせいなのですね...

そのつぎの日の土曜日は数T、Uのテストの日。
現国の時間さぼってやっちゃたの
香川先生に悪かったみたい。
結果はだめだった...

このノート、私なかなかもっていけなくて
ずいぶん私の部屋にいたみたいすみません...

なんかまったく主旨のないことかいたみたい。
もっと、いいたいことがあるはずなのに。
今は、何にもかけないゴメン
あしたは必ず、このノート学校にもっていきますね・

            左のページのにおいぶくろとってもかわいいですね・

                               おやすみ...


9月30日 MON.はれのちくもりのち雨

いま、わたしのへやとってもきれい。あしたから月がかわるからっておかあさんそーじしてくれた。くず入れもから。
ついでに机のむきとか、お人形の位置とかまでちがってへんな気してます。
すこしさむい。そして、おなかすいた。

いま、月、まるい。でこぼこまでわかる。でもうさぎはみえません。
流れ星ってみたことないからみたい。でもUFOの方がもっとみたい。
シュルシュルシュルって円ばん降りてきたらしい。そうしたら、すぐにスリムにはきかえてかばんにおかしとかマンガとかセーターとかびんせんとかつめて、ひゅいっ!っていってしまう。
みんなに手紙かく。

『いま、火星にいます。火星人はあたま大きくって【ある】友達を思い出します。その他』

ほんとうにUFOはあります。そして【そのうち】必ずみてやろーと思ってます。
そしてそして必ず円ばんにのって地球から脱出して、ちっちゃくていいから、すぐ消えてもいいから青っぽい星のっとって、地球に向かってる方の面に名前大きく書いて3日くらい暮らしたい。
そうしたら今より心の広いいい人になれるかもしれない。

いま、おち葉のコンチェルトきいてる。なんてうたってるかわからないのに。ピアノの音かわいい。時計のおときもちよい。めざましとけい。うたってる人はアルバートハモンド、どんなかおの人だっけ。

友だちのくれたアメフのポスターうれしい。アメフはペンシルベニアがつよいって。

でも、みたときない。ガムたべたい。ジューシーミントってやつ。
あ、今日ガムのとばしっこしたら、友だちに28センチくらいまけた。
すいかのたねとばすのも下手。おとこだったら...とばせるのに。

もっといい人になりたい。文学的にはなすことできるようになりたい。
でも...笑ふ。
                                      E★


49.10.2. 水 はれ

ねえ...どうして泣いているの?
わけを言ってごらんよ。
泣いてちゃわからないよ。
今、あついコーヒー入れてあげるよ。
それ飲んでからゆっくり話しあおうよ。
君って泣き虫だね。
小っちゃくって...すぐ泣いて...
それから... それからやさしく抱いてあげないとこわれてしまいそうだ。

ねえ、少しはおちついたかい?
じゃ話してごらんよ。
え?
きこえないよ。
もう少し大きな声で言ってくれなくっちゃ。

君ってかわいいね。
でも...
でも僕がついてなくっちゃだめさ。
だって。
君は、すぐ泣いてしまうんだもの。
なぜ?って...
それは...僕が君を守ってあげるからさ。

さあ...僕の目を見てごらんよ。
ネ!
君しかうつってないでしょ!?
僕が君を守ってあげるよ。

ず〜っとネ。

今夜は僕の部屋にとまるといいよ。
だって...外は雪が降ってきたもの。
                    僕の大事なベビイちゃんへ

ネエbabyそんなになかないで...
そんなに泣かれると僕まで悲しくなるよ。
ネエbabyそんなになかないで...
そんなに泣くと洪水になってしまうよ
。 僕も君もおぼれてしまう。
ネエ
君だっていやだろう?
悲しみの涙にうずもれてしまうなんて...

ほらbaby見てごらん
よ。 今日の空は星がとっても良くみ
えるよ... ほらbabyあの星が乙女座だよ。
君の星座さ。
そして...その横が僕の星サ。
ネエ!
まるで今の僕のたちみたいだろう?

だからそんなに泣かないで。

今日は僕の胸でおやすみよ。
だいじょうぶサ。baby。
僕はどこへもいかないさ。
ずっときみのとなりにいるよ。
ネエ!
だからbaby
僕の胸でおやすみ。

Good−night my baby

                        My name is MH


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