Y弁護士を騙した「回答書」その3
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「回答書」1〜2に引き続き検証。
頼んだ弁護士?名前も住所も分らない。(録音テープから再現)
新種。ニワカ貝に変身。(これも 録音テープから再現)
「立て板に水」その場でバレル嘘。調停委員もビックリの巻
名刺を使わせたNTTの責任だ。
バレても裁判....の巻
「回答書」1〜2に引き続き検証。
5)特許証について
この件についての、前述した通り(注1)加藤氏の負債である70万円に対する代物弁済なのですから、本来譲渡契約や名義変更等の手続き的必要性があったと思われますが、現に考案した加藤氏の立場を尊重してあえて、そのような方法によらず現在に至ったものにすぎません。
その後、平成元年10月17日まで(注2)覚え書作成、話し合いの継続、弁護士の仲介等を行いましたが、いずれも合意するに至りませんでした。又、平成2年7月2日・20日の民事調停を経ていますが、加藤氏の一方的な主張に終始したため調停不成立となりました。
このような次第ですから、少なくとも本特許証は、(注3)私の債権の担保になるものと理解しています。
なお、私としては加藤氏から貸金を全額回収出来れば、ロイヤリテイー精算の上、この特許証を返還することに不服はありません。
6)N本社への照会の件について
同社には(注4)製造を依頼しているだけにすぎませんし、本件の事実関係が定かでない状態で(有)●●●●と密接な関係のNに対して、このような行動をされたことは、(注5)(有)●●●●の信用を著しく傷つけるものであり、このような対応は大変心外であるばかりか、著しく感情を害され、現に有形・無形の損害を蒙るおそれすら生じています。
加藤氏の申し出のみで一方的な内容証明を送りつけるのではなく私に予め一報いただき(注6)正確な事実内容を把握した上で処理していただきたかったと思います。 ちなみに、私の方は時間さえ許せばいつでも御説明いたします。
7)以上の説明によりお判りいただけたかと思いますが、私の側には、本件契約に違反する事実は全くありません。貴職は、解除権の行使をなされているようですが、債務不履行はありませんので私としては、解除は無効であると考えております。
又、第三者に対して使用させているとの見解も全く納得出来ません。
(注7)よく実態を調査された上で、再度のご意見を伺いたいと思います。
以 上
(注8)私は一介のサラリーマンでして帰宅時間が普段PM10時以降ですので電話で御照会の時は勤務先に連絡して頂きたく思います。
勤務先 NTT旭川支店
○○○○○○○○○○
TEL ☆☆ー☆☆☆☆
頼んだ弁護士?名前も住所も分らない? (録音テープから再現)
さ〜て、注1〜注8迄の真実を記す事にしましょう。(以後の会話も前回に続いて「録テープ」から再現しました)(注1)(加藤氏の負債である70万円...これに関しては、前述の通りです)
(注2)
「覚え書」作成、話し合いの継続、弁護士の仲介等を行いましたが、いずれも合意するに至りませんでしたって書いてあるが、この「覚え書」はお前さんが、私から得るべき、いわゆる「借財として認めろ」と迫った物であり、その中には「バイト代」と言うのもあったよな。オレはアンタをバイトに使った覚えもないし、「お歳暮代」もアンタ...と言うより、アンタの奥さんが勝手に会社の名前で贈った物なんか、オレの知ったこっちゃ〜ない...って〜のが判らんのか?それにな〜弁護士の仲介...アンタ...これ、誰が弁護士を頼んだよ...そしてアンタは2度3度と逃げまわっていながら、な〜にが合意するに至りませんでた...だ。それと 民事調停を経ています! これは、いかにも自分が努力したかのように見えるが、調停の申し立てはオレがしたんだぞ!その調停不成立の原因はアンタが「一切の譲歩はしない」だったよな。調停を申し立てたオレが一方的な主張に終始する訳がないだろう?調停と言うのはお互いに譲歩し合うものでないと成立しないんだよ。それともアンタが独自に弁護士を頼んだ事でもあるのか?」
「あります」
「ほ〜..何と言う弁護士だ?」
「う〜んと.....名前は何と言ったかな〜....一寸思い出せない」
「住所ぐらいは覚えているだろう?正確でなくても、東光(町)とか豊岡(町)とか」
「住所も覚えていない」
「住所も判らん。名前も判らん。それで通ると思うのか?」
「.......実は〜......女房が頼んだんです。しかしその弁護士からは忙しくて駄目だと断わられたそうです」
「なんだ〜...? いま自分が頼んだと言ったばかりでないか。これもウソか」
「...」( ̄〜 ̄;)
(注3)
「私の債権の担保になるものと理解しています。これも販売権と同じで『筈』だとか『理解しています』。
アンタが言うのはいつもコレだ。アンタだけの考えだろう?」
「...そうです」 (長い沈黙の後、やっと口を開いた。ヤレヤレですわ。)
新種。ニワカ貝に変身。(録音テープから再現)(俄・にわか=だしぬけ。突然)
な〜んか(注4)〜(注5)は弁解するのも馬鹿ばかしくなりましたので省略します。
(注6)〜(注8)一括します。
「アンタは弁護士に向かって「良く調査をしてから...良く調べろ」って言ってる訳だ」
「そうです...良く実態を調べてって....」
「実態も何もないべさ。このデパートの件、妨害の件...アンタ、良く調べたか?しかも、オレは強く否定した筈だ...それは覚えて居るな?」
「...」( ̄〜 ̄;) (アララ、ニワカ貝になっちゃった)(コレハ シンシュダ)
それからは何を聞いても全く答えない。 「...」( ̄〜 ̄;) こんなニワカ貝(バカ貝と違うか?)を相手にしてもラチがあきません。ひとまず帰る事にしました。帰り際Sは私に向かって、こう言いました
「アノ〜言って置きたい事があるんですけど......」
「なによ...あの70万円の事か?」
「そうです。そのうち(裁判所から)呼びだし状が行くと思いますけど〜」
「だからオレ加藤筧治が借りた...と言う証拠を見せなさいっていうんだ。オレは見せているんだよ?
「...」
「また来るよ」
「電話下さいね」
「イヤ...黙って来る。アンタはすぐ逃げるから駄目だ」
「じゃ〜5月ね」
と、言って(裁判の)勝訴に自信満々でした。
ま〜、そ〜言う訳で、なが〜くなりましたが 私の気持ちは「こんな★★(差別用語につき伏せ字)を相手にしたくない」んです。
しかし
♪♪「身〜に〜降〜る〜火の〜粉〜は〜、は〜ら〜わにゃ〜ならぬ〜」♪♪です。
おしまいにSの文。
「私の方は時間さえ許せばいつでも御説明いたします」に至っては、正に「噴飯」ものです。彼が何度も逃げた事は詳述しましが、これだけ「ウソの羅列」が出来るのですから、もはや見事。てんばれ〜。天晴れ〜。あっぱれ〜。ではありますがY弁護士も弁護士です。Sにも言われたように「良く調べて」欲しいものですが、それを「弁護士に求めても」無理な事は本件で証明されました。
弁護士は「金になれば良い」だけの人種ですから金10万円は取られ(盗られ)ちゃいました。
Y弁護士の一件...これで オ ワ リ です。
続きは新しく登場します、S弁護士です。この人も、と〜っても面白い弁護士さんで〜す。
平成3年5月8日。Sは本当に裁判が好きだとみえ、私が証拠を本人に見せているにも関わらず訴訟を起こしたんですよ。
「立て板に水」その場でバレル嘘をつく。調停委員もビックリの巻
兎にも角にも、Sも自信があり、私も楽しみにしていた「口頭弁論」の第1回目が旭川簡易裁判所で開かれました。
冒頭、裁判官から人定尋問があり、続いて原告(S)に対し、訴状の通りであるか。について質問され、Sは「間違いありません」と答えました。
続いて被告である私にたいし「その事実について認めるか」と質問されました。
私は当然「その事実がない」事を述べると裁判官は驚いて
「え?ないんですか?」
そして隣にいる司法委員に向かって言いました。
「一寸別室で詳しい話を聞いて見て下さい」
別室に移ってSと私と司法委員の3人。事情を聞かれました。司法委員がSに向かって
「加藤さんは借りていないと言ってますが、事情を説明して下さい」
Sは日頃のダンマリとは打ってかわり「弁舌爽やか」「立て板に水」滔々と説明し始めました。
いわく。
「昭和36年7月8日。商工中金の加藤さんの口座に私が現金を持って行って直接振り込みました」
と、主張しその後の特許証についても澱みなく説明していました。
しかし、あまり長くなると私からの説明にも支障が出るので、話を中断して貰い私からの説明に入りました。
司法委員も私もメモを取っていたので、その「振り込みの事実を確認した」その上で
「私には商工中金の口座等なく、S氏が自分自身で振り込んだ...と言う事実があれば本件とは別の、私の名前に似た人と勘違いしてないか。今、S氏が述べた金額と同じ様な話はあるにはあるが、それはS氏にも幾度ともなく説明してあるし、証拠も示していた。それは、これです。この件であれば私がS氏の奥さんから直接現金を受け取り私が旭川商工信用組合末広支店のサンリバー・テクノの口座に振り込んだものです」
と言って前にもSに見せた事がある「普通預金お取り引き明細」のコピー、及び私直筆による「振込依頼書」を提示したところ、Sは何と言ったと思います?
な な な な〜んと、たった一言
「間違った」 ( ̄〜 ̄;)
間違った....だって....!!!
調停委員は正に、唖然・絶句。 その場の空気 ・ シ〜ン ン ン ンッ ・(余韻ですら)
し〜らけど〜りが飛んでいく、東のそ〜ら〜へ......ですよ。
一体全体この男、どう言う神経をしているんだろうか。
その場でバレルじゃ〜ないですか。 この男、たったこれだけの話しの中でいくつの「デタラメ」を披露したと思います?
私が隣に居るんですよ?
(1)自分が現金を持って行った話。
(2)商工中金の話。
(3)加藤筧治の口座の話。
(4)(その口座に)自分が直接振り込んだ話。
(ヤ〜ヤ...疲れる...参ったわ!)
(イマカンガエルト)ありもしない口座番号にどうやって振り込んだのかその場面、聞いて見たかったな〜
名刺を使わせたNTTの責任だ。
こんな男でもNTTに居れば役職に就けるんですね〜。私がなぜ「NTT」にこだわるかと言えば、「会社の名刺」を使わせるからには、それなりの(会社としての)責任を負うと言う、それこそ「雇用者としての責任」がある筈...と私は思いますが、皆さんはどう思われますか?
前にも言ったように、私は「どこの馬の骨」ともわからない人と交際したのではありません。そして契約したのではないのです。Sとは初対面ですから“NTT(役職名の入った名刺)を信用した”のです。
仮に「**学校 校長」とか「++警察 署長」の名刺を出されたなら、皆さんは「その肩書き」を信用するはずです。しかしNTTは「一個人のした事であり一切関知しない」の姿勢です。こんな男を「野放し」にして置かれては、誠にもって迷惑と言うほかはないのです。
こんな事だから「顧客のデーターを外部に持ち出して公開する」なんて事が平然と行われているんです。それもこれも監督する立場の人間=上司が「いい加減だから」です。上も下も「どっこいどっこい」(注→同じだ...の意)ですね。
バレても裁判....の巻。
この時裁判官が入ってきて4人になりました。司法委員から話を聞いた裁判官は
(借用した70万円は加藤筧治個人の借用ではない、とは言うものの会社の代表としての責任から、20万円は現金及び什器等で弁済した事実と、残りの50万円については契約金として相殺とし、Sはこれを承知し紳士協定として文書は交さなかったと言う)
私の主張を受け入れ、Sに対して裁判官はこう言いました。
「どうですかSさん。貴方は実際にこの特許を使用したんですから、今までの使用料として相殺出来ませんか?」
「出来ません。それより加藤さん、あんた特許料払っているんですか?」
私「オレが特許料払っているかいないか大きなお世話だ。アンタなに関係あるんだよ」
(ヤッパリ ウマ シカ ダ)
裁判官
「そうです。Sさん、実際ここに特許証があるんですから加藤さんが特許料を払っているのか、いないのかについては貴方には関係ありません。もし特許がないならば貴方はお客さんを騙した事になります。天に向かって唾を吐くような物であり、その責任は貴方に降り掛るのですよ。分かりましたか?」
「...」 ( ̄〜 ̄;) (得意のニワカ貝)
「ところでSさん。いま“出来ない”と言いましたが、私の提案は承知出来ないんですか?」
「はい。出来ません」
「では、あくまで本訴する...と言う事ですか?」
「はい。そうです」
「分かりました。どうしても本訴したい...と言うのであれば止むを得ません。しかしSさん、あなたは加藤さんの主張を覆えすだけの証拠を提出できますか?」
「出来ます」 (イツニナク キッパリ)
「分かりました。ではそうしましょう」
4人が部屋から出る時に、振り返った裁判官がSに対して、こう言いました。
「もう一度言います。Sさん、間違いなく新しい証拠を提出できますね?」
「はい」
「分かりました」
さあ〜てと.これからどうなりますか。これ、本当の話しですよ。ホント...!!
(シンジテ)