アバターの種類
(本ページはSecondLifeにおけるアバターの種別の解説です)
アバターというとこの語源(サンスクリット語で『分身』)の通りに人間の姿を想像するむきが多いかもしれないが、実際にはいろいろと種類がある。
なお、いわゆる版権ものはここには含めない。
人間タイプ
いくつかのバリエーションがある。
本人に似ているタイプ
基本と思われがちだが実は少ないようだ。特に東洋人風にするのは結構難しく、設定方法がわかる頃には別の姿で固定してしまっていて「今さら外観変えるなんて」とそのままになったりする。
また余談になるが、同じ顔や姿でも民族衣装などオリジナルと装いが著しく違ってしまうとあまり意味がない事も多い。その意味では「同じ姿」にこだわる必要はあまりないのかもしれない。
本人と異なるタイプ
美男美女や異性タイプというのは容易に想像できるだろう。他にもいくつか存在する。
- Neko
- 人間だが獣耳と尻尾を持つ姿の総称。語源はおそらく日本語の猫。日本にも海外にもあるが、海外エリアでは前衛ファッションとして楽しまれているようで日本のそれとは扱いが異なる事がある。むしろ映画『スターウォーズ』シリーズ等に出てくる「少し違う異星人たち」などを想像してみるとわかりやすいかもしれない。
- 異性
- 異性の姿になるというとイケメンや絶世の美女を想像するかもしれないが、実際はそうでないものも多い。老人や中年など、若い男女とはかけ離れたパターンを選ぶ者がそうで、実際SLにはステテコにハゲメガネのおやじなんかも存在する。これらは当人を反映しているのかもしれないが、それとは別に「もしも自分が異性に生まれて生きていたら」という想定で演出している事も実際に存在する。異性の姿をとる理由はさまざまだが、もっともポピュラーな事例は「ナンパよけ」と「お店の宣伝」だろう。女性アバターの人がナンパの多い場所にいくのに男性に化けたり、お店の商品を宣伝するために商品を装着し「歩くマネキン」状態というケースはよく見ることだ。
- 年代
- 老人や子供の姿を愛用する人がいる。特に子供は日本より海外に多いが、いわゆるエイジプレイ(子供を模した児童ポルノのようなもの)でも利用されるため海外を徘徊するのは危険かもしれない。
- 歴史的人物他
- 実在の人物から伝説上の者あるいは神仏まで。
- Furry
- Furryは獣人であって種別としては「人型をした動物」である。よって完全な動物とは区別されるが、いわゆる四足獣は人型でなくともFurryとする分類もあるので断言しかねる。また反対にNekoと区別がつかないほど人間に近いものもある。
- Tiny
- タイニー、つまり特殊な小型アバターで表現された人間で、大抵はマンガチックな二頭身などの姿になっている。
- ロボット
- ガンダムみたいな版権ものばかりではありません。実は人型が多い。
人間ではないタイプ
ウイルスからドラゴンまで。本当にいろいろあるので、ここに述べるのは抜粋にすぎない。「なんでこれがアバターである必要あるの?」
- 空想系
- 最もポピュラーなのは龍である。50cm程度から10m以上まで、古今東西の龍のアバターが存在する。また人型に近いものとしてはケンタウロス等の半神半人アバターも非常に多い。
- 動物系
- 古生物から現存するものまで様々。ワタリガラスやライオンといった一般的なものから、果てはアロマノカリスや三葉虫などのマニアックな古生物、ミドリムシやクマムシといった微生物まで無数に存在する。ちなみに値段も0L$〜4000L$以上まで様々。
- 植物系
- 鉢植えや大型樹木などのアバターがあります。ファンタジー系?
- 機械類
- 潜水艦や自動車といった乗用ものから、10mに達する大型機械のアバターまで様々。