2016年9月14日
モーリー44号
編:(公財)北海道新聞野生生物基金
¥900(税別) 72頁
A4判 2016年9月15日発売
 特集:北海道レッドリストの現状と課題①魚類、両生・爬虫類
■Photo Story 魚類、両生・爬虫類の北海道レッドリスト/写真:妹尾優二、徳田龍弘
■北海道の両生類と爬虫類は軽く扱われている!?/文:小川巌 写真:徳田龍弘
■国内絶滅種「チョウザメ」/文・写真:市村政樹、菊池勝祀、足立伸次
■絶滅危惧種ヒメマス、オショロコマ、ミヤベイワナ/文:前川光司
■巨大魚イトウの現在 道北河川からの報告/文・写真:長谷川雅広
■急がれる小型淡水魚データの改定と淡水魚への配慮/文・写真:町田善康
■札幌市版魚類レッドリスト/文:有賀望 写真:札幌市豊平川さけ科学館
■コモチカナヘビと北海道の湿原環境/文・写真:竹中践
ほか
faura No.53
編:ナチュラリー
¥952(税別) 80頁
A4判 2016年9月15日発売
特集:保存版星空観賞のススメ
■星空観察へのいざない 佐治晴夫さんの視点
■写真で実感!北海道の星空を満喫するための基礎知識/中垣哲也
■編集部おススメ!北海道の星空名所 7SPOT
①大雪山黒岳 ②りくべつ宇宙地球科学館(銀河の森天文台) ③摩周湖第一展望台 ④幌加内 ⑤十勝岳温泉 ⑥なよろ市天文台きたすばる ⑦滝野すずらん丘陵公園
■アイヌの星の物語 北海道の先人たちが天空に見た生きものたち/竹内文乃・大橋弘一
■デジタル時代の星景写真テクニック 星空を美しく撮ろう!/中山浩樹・柴田えり子
ほか
病気の9割は歩くだけで治る!
著:長尾 和宏
¥1,200(税別) 206頁
A5判 2015年12月5日発売
 ベストセラー本の町医者が、簡単、ただで出来る、医者知らずの『とっておきの健康法』を初めて著す!医者として多くの患者を診療しながら、多くの人気本を著している長尾和宏先生の新しいテーマ『歩くこと』による健康法。
 歩くことがどれだけ健康に良いかということを、医者の立場から科学的に証明していきます。実際の治療にも多く使われ、効果をあげています。
 歩行が人生を変える29の理由をわかりやすく説明。
認知症は歩くだけで良くなる
著:長尾 和宏
¥1,200(税別) 208頁
A5判 2016年7月5日発売
 今は20歳から認知症予備軍。将来、認知症になりたくない人、必読!
 ベストセラー本の町医者が、簡単、ただで出来る、医者知らずのとっておきの認知症特効薬を初めて著す。
2016年9月16日
身近な雑草の芽生えハンドブック②
著:浅井 元朗
¥1,400(税別) 136頁
ハンドブック判 2016年4月1日発売
 身近な雑草の成長過程を凝縮した写真図鑑。2巻では、畑地・裸地だけでなく土手や林縁など人里の野草地で見られる種類約200種を収録。絵合わせで見分ける「原寸大芽生え一覧」、索引には1巻収録の180種も掲載。
モンゴル大恐竜
ゴビ砂漠の大型恐竜と鳥類の進化
著:小林 快次、久保田 克博
¥905(税別) 63頁
A4判 2006年7月25日発売
 モンゴルは世界有数の恐竜化石産出国である。特にモンゴル南部に広がるゴビ砂漠からは多くの恐竜化石が発見され,恐竜進化の解明や生態復元において多大な 成果を上げている。モンゴル恐竜の主な特徴として2つあげることができる。ひとつは,モンゴルから発見されている恐竜の研究によって鳥類の起源や進化過程 が明らかになりつつあることである。鳥類が,獣脚類恐竜(通称,肉食恐竜)から進化してきたものであると考えられるようになったのも,モンゴル恐竜の発見 によるものだ。もうひとつの特徴は世界で例を見ない化石の保存の良さである。本書では巨大な草食恐竜のサウロロフスや,それを襲っていたと思われる巨大な 肉食恐竜タルボサウルスを中心に,約8000万年前のモンゴルがどのような動物に支配され,どのような環境に生きていたのかを紹介する。草食恐竜プロトケ ラトプスを襲う肉食恐竜ベロキラプトルが,格闘中に砂嵐によって生き埋めになった化石や,肉食恐竜オビラプトルが卵を温めたまま生き埋めになった化石な ど,貴重な化石記録を紹介し,恐竜の生態を復元する。恐竜ファンに必読の一冊。
ケイマフリ
天売島の紅い妖精
著:寺沢 孝毅
¥2,000(税別) 79頁
A4変形判 2016年5月14日発売
 鮮やかな赤橙色の足をもつケイマフリは、世界 でもカムチャツカ半島東岸からオホーツク海、日本海にしか分布しない稀少な海鳥。本書では貴重な生態写真を多数用いて、北海道の天売島で暮らすケイマフリ の情熱的でかわいらしい求愛シーンを中心に、日常の生活を紹介。巻末にはケイマフリの詳しい生態解説付き。
野生動物の絵付け問題
善意が引き起こす?生態系撹乱・鳥獣害・感染症・生活被害
慣習:畠山 武道 編著:小島 望、高橋 満彦
¥3,500(税別) 320頁
A5判 2016年8月20日発売
 野生動物へ餌を与える行為は動物に親しみ、自然を保護する行為として肯定的に捉えられ、行き過ぎた事例があったとしても個人の趣味やモラルに帰され、問題 視されることはほとんどなかった。しかし近年、餌付け行為が野生動物を人間の生活圏へ接近させ、動物の行動変化や感染症の蔓延、鳥獣害などの様々な問題を 引き起こす原因となっていることが指摘されている。特に、急増する鳥獣害は、取り残しや投棄された農作物やゴミに集まってきた動物がその味を覚えたこと、 つまり「非意図的餌付け」に起因している。
 本書では、野生動物に餌を与えることによって生じる諸問題を「餌付け問題」と名づけ、自然環境への影響のみならず、人間社会への影響についても議論を行う。また、様々な事例を通じて、その整理と検証を試み、餌付け規制への取組みと展望を述べる。
カッコウの托卵
進化論的だましのテクニック
著:ニック・デイヴィス 訳:中村 浩志、永山 淳子
¥2,800(税別) 321頁
B5判 2016年4月25日発売
 カッコウは昔から托卵をする鳥として知られているが、その詳細については写真やハイテク機器を用いて個体の同定や追跡、巣内の観察が行われる最近まで不明 だった。観察方法の進歩につれ、どのように托卵し、それに対し宿主がどのように托卵を回避するか、共進化の様相が明らかになってきた。カッコウの托卵行動 と子育ての放棄・押しつけは、果たして“進化”で説明できるのだろうか。カッコウは托卵することで“親”という重荷を逃れ、普通の鳥より多くの卵を産む潜 在的可能性を持つ。それは宿主がだまされやすいうちは一時的に得をするかもしれない。しかし宿主が反撃すると、カッコウは結局だましのテクニックに複雑な 手順が必要となる。詐欺の常習犯が最後はつかまって償いをさせられるように宿主の防衛は托卵の進化的成功を制限する。しかし、それでもカッコウは托卵を成 功させ、現在も托卵を進化させている。著者は世界的なカッコウ研究者で、自らの研究を含めて過去・現在の驚くべき観察事例を豊富に紹介している。叙述は平 明であまり細部に立ち入りすぎることはなく、一般向けの良質な科学読み物になっている。


お買上げ・お問合せはエコ・ネットワーク(環境市民団体)まで。
〒060-0809 札幌市北区北9条西4丁目エルムビル8F
TEL:011-737-7841 FAX:011-737-9606 E-mail:eco@hokkai.or.jp


今月の新着本エコ・ネットワークとは?エコイズム販売物行事案内環境体験HOME