2016年7月6日 | |||
バッタ・コオロギ・キリギリス鳴き声図鑑 日本の虫しぐれ |
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緒:村井 貴史 | |||
¥4,600(税別) 191頁 A5判 2016年7月10日発売 |
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日本の野山は豊かな虫の音に恵まれています。秋の鳴く虫は,季節を感じさせる代表的な風物詩として,古くから日本人に親しまれてきました。秋だけではな
く,春や夏にも虫の音は聞こえてきます。また,北海道から沖縄まで,それぞれの地域で,さまざまな環境に特有の虫の音があります。美しい鳴き声もあれば,
地味で小さな声もありますが,いずれもそれぞれに味わい深いものです。鳴く虫は声のみならずその姿も多様で美しい昆虫です。本書では,そんな日本の虫の音
と鳴く虫の姿を,それらがすむ野山の風景とともに紹介します。 野山の虫は単独で鳴いていることもありますが,普通は多くの種類や多くの個体がいっしょに鳴き,「虫しぐれ」として聞こえてきます。本書では,このよう な虫しぐれをそのままに収録しました。バッタ,コオロギ,キリギリス類を対象としていますが,なかには,セミやカエルがいっしょに鳴き,木々のざわめきや 人の気配が入った録音も収録しています。自然のなかで聞こえる実際の虫の音を再現したいと考えたからです。 日本の直翅目のうち,非常に聞き取りにくい小さな声や高音域で鳴く種を除き,人間の耳で普通に聞こえる声で鳴く虫をできるかぎり収録するように努めまし た。登場する鳴く虫は121種となり,北海道から沖縄の与那国島まで,小笠原諸島を除く日本全国の代表的な虫しぐれを網羅しています。「草原」と「森林」 に大きく分け,地域,時期,環境を考慮してまとめています。収録数は183 本,総収録時間は2時間17分12秒となりました。虫の音をゆっくり楽しんでいただけると幸いです。 (「はじめに」を要約) |
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2016年7月15日 | |||
最新研究で読む 地球環境と人類史 |
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著:石 弘之 | |||
¥2,200(税別) 253頁 B6判 2016年7月18日発売 |
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中東のテロを生んだエルニーニョ、南極の氷に刻まれた最古の大気汚染、終わりの見えない人類とウィルスの戦い― 自然の変動に伴う地球環境の変化は人類の歴史にどのような影響を及ぼしたのか!?最新の研究成果を取り入れた「環境史」の視点から自然と文明の関わりを再考する。 |
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植物エネルギー 北海道医療大学の森 |
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著:堀田 清、野口 由香里 | |||
¥1,500(税別) 127頁 A5変形判 2016年7月10日発売 |
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北海道石狩郡当別町にある北海道医療大学の森は、石狩湿原の客土事業による大量の山土を削り取られた後放置され、クマイザサだけが繁茂する荒れ果てた森で した。 剪定バサミ一本による地道な笹刈りを続けた結果、様々な植物たちが増え、鳥や小動物も増え、多くの人に愛される森となりました。 20年間研究を続けてきた堀田清が撮影した美しい植物写真と思わず森に来たくなってしまう楽しい植物写真エッセイ。 |
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