2009年10月1日
キリマンジャロの雪が消えていく
アフリカ環境報告
著:石 弘之
¥819(税込) 233頁
新書判 2009年9月18日発売

 アフリカは雄大で変化に富む自然をもつ大陸であった.しかし近年は,温暖化などで急激に環境が悪化している.頂上の雪が消えようとしているキリマンジャ ロ,チンパンジーなど野生動物が食用にされて,エイズ蔓延の原因になっているなどかつてない事態が起っている.30年間かかわってきた環境問題研究者が語 る最新レポート.

鳥の自然史
空間分布をめぐって
編著:樋口 広芳、黒沢 令子
¥3,150(税込) 254頁
A5判 2009年10月10日発売

 本書は,第I部 日本の鳥類とその由来,第U部 I分布の変遷とその影響,第V部 分布のあり方を探る,第W部 広域分布研究と保全・管理の4部,全体で13章からなっている。
 空間分布をめぐる研究は,近年,保全をめぐる動きのなかでも注目される生態学の中心課題のひとつである。とくに,希少種の生息条件の解明,生息域の分 断・孤立化が個体群の存続に及ぼす影響評価,新たな生息地創出に向けての環境管理,分布や個体数の動向を監視する調査手法の開発などのかかわりのなかで重 要な役割を果たしている。本書はこうした問題をも視野にいれながら全体を構成している。
 担当する執筆者は,関連分野で活躍する17人の主に若手から中堅の研究者である。
 本書により,読者は鳥類の空間分布をめぐる研究の現時点での到達点を知ることができるだろう。また,章ごとに記述されている課題と展望から,今後の研究の方向性についても知ることができるに違いない。

2009年10月22日
動物学ラテン語辞典
編:小野 展嗣
¥26,250(税込) 807頁
B5判 2009年9月25日発売

 動物の学名はラテン語表記であるにもかかわらず、日本にはこれまで本格的な動物学のためのラテン語辞典はなく、研究者・機関はじめ関係者から、その刊行を望まれていました。
 本書は、形態用語・一般用語・学名およびそれに準ずる動物群名から約18000語を採録し、「ラテン語―日本語」「日本語(ローマ字化)―ラテン語」のいずれからも引ける、研究者必携の辞典として刊行します。

カイ Vol.1
発行:株式会社ノーザンクロス
¥680(税込) 111頁
B5判 2008年10月20日発売

 待望の北海道専門雑誌「カイ」です。「北海道を探しに行こう」をテーマに、道内各地をめぐっています。どの号も北海道再発見!目ウロコです。
 創刊号の特集テーマは「北海道を探しに行こう」。 松浦武四郎がこの大地の名を北海道とした地、「天塩川」を探訪。 そして、開拓使の名残を今に伝える「五稜星」についてのレポートと考察。 さらに、地域に根差す「食」から北海道を探した「食は地にあり」の3大特集。
【特集】
■北海道を探しに行こう
■天塩川へ。−魂のふるさとを求めて
■五稜星をさがせ
■食は地にあり
 

カイ Vol.2
発行:株式会社ノーザンクロス
¥680(税込) 104頁
B5判 2009年1月20日発売

 待望の北海道専門雑誌「カイ」です。「北海道を探しに行こう」をテーマに、道内各地をめぐっています。どの号も北海道再発見!目ウロコです。
 09年冬号の特集テーマは「人を動かすモノとコト」。 この北の大地で、人が人のために、あるいは人が地域のためにできることは何か。 オホーツクエリアと道央の空知エリアを訪ねます。 また、創刊号特集で紹介した「天塩川」を引き続き探訪。 科学のフィールドとしての「天塩」にフォーカス。
【特集】
■人を動かすモノとコト
■オホーツク2万年―家郷(パトリ)への旅路
■始動そらぷちキッズキャンププロジェクト
 

カイ Vol.3
発行:株式会社ノーザンクロス
¥680(税込) 112頁
B5判 2009年4月20日発売

 待望の北海道専門雑誌「カイ」です。「北海道を探しに行こう」をテーマに、道内各地をめぐっています。どの号も北海道再発見!目ウロコです。
 09年春号の特集テーマは「交流・行き交う人々」。 古くから北海道と本州をつなぐ交流拠点であった津軽海峡圏域。 この海峡を“道”とする文化の行き交いと新たな潮流を探訪します。 また、旧道、山道、川の道から現代のフットパスまで、 さまざまな道を介しての交流と足跡を各地に訪ねます。
【特集】
■交流・行き交う人々
■人はなぜ北をめざすのか。―津軽海峡の喚起力
■来た道と行く道と―道からながめる北海道
 

カイ Vol.4
発行:株式会社ノーザンクロス
¥680(税込) 112頁
B5判 2009年7月21日発売

 待望の北海道専門雑誌「カイ」です。「北海道を探しに行こう」をテーマに、道内各地をめぐっています。どの号も北海道再発見!目ウロコです。
 09年夏号の特集テーマは「古本と。ジャズと」。大人は読書をすれば、音楽も聴く。最新刊かも知れないし、クラシッ クかも知れない。しかし、カイとしては「古本」と「ジャズ」の前を素通りするわけにはいかない。しかも、この2つ の特別な存在は、どうやら地域と深い関係にあるらしい。
【特集】
■古本と。ジャズと。
■書物の生態系。
■ジャズに会いに行く釧路、そして根室へ。
 

カイ Vol.5
発行:株式会社ノーザンクロス
¥680(税込) 112頁
B5判 2009年10月20日発売

 待望の北海道専門雑誌「カイ」です。「北海道を探しに行こう」をテーマに、道内各地をめぐっています。どの号も北海道再発見!目ウロコです。
 「旧国鉄士幌線・糠平川橋梁」。かつて北海道の内陸への交通は、川をさかのぼることを習いとした。鉄路もしかり。音更川沿いに内陸を深く目指した士幌線の 建設は、多くの渓谷群をまたぐ十勝開拓史上の大事業だった。廃線となって20年以上。しかし自然と人の営みの境界は、ノスタルジーやロマンなどではなく、 いまに息づく生々しい現実として迫ってくる。
【特集】
■風土と建築
■建築とコスモロジー
■古民家再生現場にて
 


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