2009年4月8日
昆虫の集まる花ハンドブック
文・写真:田中 肇
¥1,260(税込) 80頁
ハンドブック判 2009年4月16日発売

 昆虫により花粉が運ばれる虫媒花を中心に、少数の鳥媒花を含む142種の花を選びその受粉方法を紹介。花と無視の“つながり”に注目することで、フラワーウォッチングがさらに楽しくなる1冊。

フィールド版
落葉広葉樹図譜

著:斎藤 新一郎
¥3,990(税込) 399頁
B6判 2009年2月1日発売

 1978年に刊行したものをリニューアルした書。第3章に「冬芽からみた落葉樹林の歴史」を新たに追加。林業方面や森林植物,森林動物など,ほかの研究者の分野では,冬の樹木判別に,樹皮,樹形,枝ぶりが参考の基準とされてきた。

ふしぎな生きものカビ・キノコ
著:ニコラス・マネー
訳:小川 真
¥2,940(税込) 307頁
B6判 2007年12月25日発売

 菌が存在しなかったら、今の地球はなかった!
 毒キノコ、病気・腐敗の原因など、見えないだけに古来薄気味悪がられてきた菌類。だが、人間が出現するはるか昔に地球上に現われた菌類は、地球の物質循環に深くかかわってきたのだ。
 菌が地球上に存在する意味、菌の驚異の生き残り戦略、菌に魅せられた人びとなどを、やさしく楽しく解説した菌学の入門書。

先生、シマリスがヘビのあたまをかじっています!
「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学
著:小林 朋道
¥1,680(税込) 202頁
B6判 2009年2月25日発売

 ヘビを怖がるヤギ部のヤギコ
 高山を歩くアカハライモリ
 飼育箱を脱走したアオダイショウのアオ……
 大学キャンパスを舞台に起こる動物事件を人間動物行動学の視点から描き、人と自然との精神のかかわりを探る。
 今、あなたのなかに眠る太古の記憶が目を覚ます!

北海道山菜誌
著:山本 正、高畑 滋、森田 弘彦
¥1,680(税込) 264頁
B6判 2009年3月25日発売

 山菜といえば趣味的な気持ちを込めて語られてきたが、今日の食卓を彩る作物も、そのルーツを探れば科ならず野草に行き当たる。本島の食物や食文化のありようを求め、北海道自生の45種を素材に植物学から文化史まで、著者の体験を踏まえて幅広く検討を加えた山菜の文化史。

緑の課題パートU
嵐山から
発行:嵐山ビジターセンター
¥700(税込) 96頁
B6判 2009年3月30日発売

 2008年に行なわれた嵐山ビジターセンター20周年記念フォーラムの記録誌です。第1部ではフォーラム、第2部では鼎談としてあべ弘士さん、竹田津実さん、小川巌が対談しています。

虫といっしょに庭づくり
曳地トシ、曳地義治
¥2,310(税込) 157頁
A5判 2008年4月15日発売

 無農薬・無化学肥料で庭づくりをしてきた植木屋さんが、長年の経験と観察をもとにあみだした
 農薬を使わない“虫退治”のコツを庭でよく見る145種の虫のカラー写真とともに解説します。
 無農薬で庭づくりをするには、虫を知ることがいちばんの近道。
●庭の虫たちは、どんなところに、なぜ発生するのか、何を食べているのか
●ほうっておいていい虫なのか、気をつけたほうがいいのか
●庭にいてほしくない場合はどうしたらいいのか知れば知るほどますます庭づくりがおもしろくなる!

もの思う鳥たち
鳥類の知られざる人間性
著:セオドア・ゼノフォン・バーバー
訳:笠原 敏雄
¥2,000(税込) 312頁
B6判 2008年9月15日発売

 鳥たちはこんなに人間に近い「心」をもっていた!
 鳥たち同士の、そして人間との多くの感動的なエピソード、人間に劣らない言葉・音楽・問題解決での驚くべき知能の例を数多く紹介。
 すべての読者が鳥たちとの友情を結びたくなる、鳥たちのいのちへの畏敬の念と愛情に満ちた名著。人間と鳥との新しい関係が、この一冊から始まります。

川辺川ダムはいらない
「宝」を守る公共事業
著:高橋 ユリカ
¥3,150(税込) 330頁
B6判 2009年1月27日発売

 2008年9月に発表された蒲島熊本県知事の劇的な「川辺川ダム計画白紙撤回」宣言。しかしここに到るまで、住民たちは42年前に国が決め、とうに意義を失った巨大公共事業計画に翻弄され続けた。清流の流れる故郷を未来に残すため苦闘してきた人々に寄り添い、その声を伝えながら、地域に根ざしたこれからの公共事業のあり方をさぐる。

水の革命
森林・食糧生産・河川・流域圏の統合的管理
著:イアン・カルダー
監訳:蔵治 光一郎、林 裕美子
¥3,150(税込) 269頁
A5判 2008年1月31日発売

 「緑の革命」から「水〈青〉の革命」へ。
 世界の水危機を乗り越えるために、水資源・水害・森林・流域圏を統合的に管理する新しい理念と実践について詳説。
 日本の事例を増補し、原著第2版、待望の邦訳。

 「水〈青〉の革命」とは……
 土地利用、生態系、社会・政治システム、人間の心のあり方を含めた、水の合理的・倫理的な分配・利用を実現する、従来の水管理とは質的に異なる新たな水のガバナンス。

2009年4月16日
サクラハンドブック
著:大原 隆明
¥1,260(税込) 88頁
ハンドブック判 2009年3月1日発売

 サクラ博士として活躍中の著者が、数あるサクラの種類の中から分布の広い野生種11種類と身近に見られる栽培種52種類を厳選し、開花順に掲載。各種類について最も重要な識別ポイントをアップ写真で紹介し、これまで難しかった絵合わせによる識別を可能にしました。巻末には日本全国のサクラの名所125ヶ所を紹介。サクラ愛好家必携! 

朽ち木にあつまる虫
ハンドブック
著:鈴木 知之
¥1,470(税込) 88頁
ハンドブック判 2009年4月22日発売

 森林では、木材腐朽菌によって樹木は朽ち木となって土へと還る。本書では、多種多様な生き物が関わりをもつ朽ち木に注目。そこに集まる約150種の昆虫を紹介し朽ち木との関りや生態を解説した。

ポケット図鑑
日本の爬虫両生類157
著:大谷 勉
¥1,050(税込) 287頁
A6判 2009年4月20日発売

 北海道から南西諸島まで日本に生息する陸棲爬虫類と両生類157種を収録。難解な爬虫両生類の識別に役立つ詳細な解説と豊富な生態写真で紹介。

旅名人ブックス
ウェールズ
イギリスの中の異国を歩く
文:田辺 雅文、写真:小嶋 三樹
文・写真:邸 景一
¥1,995(税込) 312頁
A5判 2005年9月20日発売

 ウェールズの歴史と文化を徹底取材した、ウェールズ専門の旅行書。ウェールズの主な観光地の情報を、ほぼ網羅している。ウェールズとウェールズ人を理解できる、今、話題の書。2005年の改訂でさらに充実。

2009年4月23日
森林のはたらきを評価する
市民による森づくりに向けて

編著:中村 太士、柿澤 宏昭
¥4,200(税込) 150頁
A4判 2009年3月25日発売

 本書では、北海道が公表した「森林機能評価基準」を使い、森林のはたらきを分かりやすく評価する方法を紹介する。さらに、森林のはたらきを発揮させるために、どんな森づくりを行なうべきなのか、そのプロセスについて議論する。北海道白老町で、森林機能評価を活用して行なわれた共同による新たな森づくりは行政・森林関係者の高い関心を呼ぶものと期待される。

森林と人間
ある都市近郊林の物語

著:石城 謙吉
¥735(税込) 213頁
文庫判 2008年12月19日発売

 北海道苫小牧市の郊外に広がる、かつては荒れ果てていた森林。そこで1970年代以降、自然の再生力を尊重する森づくりが進んだ。草花、小鳥、昆虫、そし て小川のせせらぎ……。市民の憩いの場として、また森林研究の場としても知られる豊かな自然空間は、どのようにして生まれたのか。「都市林」のあり方を示 唆する貴重な記録.。

「読む」植物図鑑
樹木・野草から森の生活文化まで
著:川尻 秀樹
¥2,100(税込) 344頁
B6判 2008年3月31日発売

 森林インストラクター川尻が野山で出会った世界。 好奇心と知の探求。 「読んで楽しむ図鑑」が登場しました。「図鑑」といっても、名前を調べるための従来の図鑑とは一味違います。樹木、山野草をはじめ、森の動植物について、 その特色、エピソード、由来、歳時記的知識に加え、野山での著者と動植物との出会い、自然と人とのつきあいなどがいきいきと描かれます。 森林インストラクターとして活躍する著者と、野山の植物と生きる人々との出会いもまた魅力的に描かれます。森と生きる人々の知恵、共生・すみわけの姿が浮 かび上がります。 人、生き物みんな主人公。 思わぬもの同士が結びつく。 「あっ」という感動、学びが生まれます。 続編も出版予定です。

動物分類学
著:松浦 啓一
¥2,520(税込) 139頁
A5判 2009年4月6日発売

 生物はいったい何種いるのか――地球上は未知の生物であふれている。その種数は少なく見積もっても1000万種、最大では、1億種を超えるともいわれている。生物多様性を理解するために重要な分類学を学ぶ人たちに格好のテキスト。


〒060-0809 札幌市北区北9条西4丁目エルムビル8F
TEL:011-737-7841 FAX:011-737-9606 E-mail:eco@hokkai.or.jp

歩いてみたいフットパスエコ・ネットワークとは?エコイズム販売物行事案内環境体験HOME