2008年3月1日
第7回
「野生生物と交通」研究発表会
講演論文集
編:社団法人 北海道開発技術センター
¥2,500(税込) 108頁
A4判 2008年2月22日発売

 今年で第7回目を迎えた「野生生物と交通」の講演論文集です。今回もさまざまな研究発表が掲載されています。在庫に限りがございますので、お求めはお早めに!

写真で見る北海道の
森林と人々の歴史
編:北方林業会
¥1,500(税込) 163頁
A4判 2007年3月15日発売

 北海道全体の林業の歴史を写真でまとめた写真集です。北海道林業の歴史を知ると同時に、今後の林業を考える上で多くのヒントを与えてくれる内容です。

地球温暖化の科学
編:北海道大学大学院環境科学院
¥3,150(税込) 246頁
B6判 2008年1月10日発売

 深刻でかつ緊急を要する課題である地球温暖化について、第一線で活躍する16名の研究者が体系的に説明した日本で最初のテキスト。理学・医学・工学・法学・公共政策・水産学などさまざまな分野の学生が理解できるように編集されている。

2008年3月3日
水上を走る忍者トカゲ
バシリスク
写真・DVD映像:嶋田 忠
¥2,310(税込) 64頁
A5変形判 2008年3月3日発売

 NHKの人気自然番組「ダーウィンが来た!」で紹介され、大きな話題を呼んだ、南米コスタリカに住む、「水の上を走る大型トカゲ」バシリスク。その撮影を担った、日本を代表する野生生物写真家、嶋田忠が、1年かけてこのバシリスクの生態を撮りおろした、衝撃の写真集。走るトカゲ、といえば80年代にCMで一躍有名になったエリマキトカゲがいるが、この体長80センチのバシリスクの映像の衝撃度はそれを遙かに上回る。上体を起こし、後ろ足を回転させながら、まさに水面を時速数十キロのスピードで、本当に忍術のごとく水面を走るのだ。本書では、そんなバシリスクの水上をひた走る、決定的かつ美麗な写真をジャングルの朝から晩までの
 ストーリーで展開していく。なお、特典映像としてDVDを付録、こちらでは、見れば見るほどおかしいバシリスクの水上走行映像をご覧いただけます。

植物エネルギー
北方系生態観察園の四季
著:堀田 清
¥1,575(税込) 122頁
B5変形判 2008年2月29日発売

 カタクリやエゾエンゴサクなど、道医療大附属観察園で見られる植物たちの営みを267枚の写真でとらえたフォトエッセー。芽出しや開花、紅葉、冬芽など自然のリズムに学ぶ四季の過ごし方を、漢方の考え方をまじえて伝える。漢方の教えに基づく食養生と薬効を解説。

2008年3月6日
いますぐ行きたい!
あさひやま動物園ガイドブック
編:旭山動物園くらぶ
¥897(税込) 120頁
A5変形判 2007年4月28日発売

 昨春発行した旭山ガイドを大幅増ページしリニューアル。昨夏お披露目された「くもざる・かぴばら館」、今夏オープンする「チンパンジーの森」の見どころをはじめ、キリンやシロサイ、北海道産動物などの裏話を加えた。持って行くと便利な物や服装のページ、行動展示とは何か、など役立つ情報が満載。

2008年3月12日
北海道
さくら旅
写真・文:ピート小林
¥1,680(税込) 127頁
A5判 2008年3月8日発売

 さぁ、北の桜を愛でる旅に出かけよう!遅い春の訪れとともに北の大地をピンク色に染める桜。あっという間に駆け抜ける北海道各地の桜景色を美しい写真と軽妙な文章で案内します。おなじみのお花見名所からあまり知られていないスポットまで53市町村・96ヵ所の桜があなたを癒します。

2008年3月14日
faura 19
編:ナチュラリー
¥1,000(税込) 80頁
A4判 2008年3月15日発売

 特 集
スミレの魅力
スミレLAND北海道  いがりまさし
北海道スミレ図鑑・まだ覚えたい17種  解説:五十嵐博 写真:梅沢俊
北海道のスミレ〔自生種〕全リスト  五十嵐博
私の“スミレ三昧”生活  五十嵐博
スミレを見分ける−北海道のスミレ識別術  村野道子
スミレとヒョウモンチョウの自然史  永盛俊行
スミレの名山・函館山  丸藤久平

山渓ハンディ図鑑4
樹に咲く花
離弁花A
写真:茂木 透 解説:太田 和夫、
勝山 輝男 高橋 秀男 他
¥3,780(税込) 719頁
A5変形判 2007年1月30日発売

 山溪ハンディ図鑑・4 植物好きが夢に見た樹木写真図鑑の第2弾は〈離弁花2〉。樹形が分かるロングの写真から、芽だし、新緑、葉、花、夏姿、果実、種子、紅葉、樹皮、冬姿、冬芽のアップまで、樹木のライフステージをたっぷりお見せします。似た仲間を検索するためのコラムも設けました。ユキノシタ科、マメ科、ミカン科、カエデ科、モチノキ科、グミ科、ニシキギなど約450種類を収録。

樽前山花日記
編:樽前山の自然を愛する会
¥1,300(税込) 143頁
ポケットサイズ 2005年7月17日発売

 樽前山の風景と花を満載!花の識別索引付。
 いつ、どんな風景のなかでどんな花が咲いているのだろう。お茶の間で、登山気分を味わいながら、この山のことが好きになる。
 早春から諸島まで50日間樽前山を歩いたら、こんな風景の中にこんな花が咲いていました。

2008年3月18日
山渓フィールドブックス17
薬草
解説:井波 一雄 写真:会田 民雄
¥1,680(税込) 239頁
B6判 2006年12月25日発売

 従来のビニール表紙を紙に変え、お手頃値段の新定価で再登場!野外の持ち出すフィールド図鑑の定番商品です!中国から伝えられた漢方薬ではなく、日本の庶民間に伝わった民間薬のうち、現代でも薬効があるとされている薬草120種類に薬効のある野菜や果物をも加え、薬効別に編集。煎じ方、作り方の解説付。

森と私たち
編:「森と私たち」取材班
¥1,300(税込) 171頁
A5判 2006年12月18日発売

 2004年6月から06年10月にかけて苫小牧民報、千歳民報紙面で連載した企画「森と私たち」8シリーズを収録。1954年9月の洞爺丸台風、一昨年9月の台風18号と、2度にわたって大規模被害に遭った支笏湖周辺や樽前山ろく林の現状と復興をはじめ、森林研究の最前線、市民の森づくり実践など、さまざまな角度から森をとらえた。
 07年6月に苫小牧市静川で開かれる第58回全国植樹祭を記念して出版。企画は洞爺丸台風から半世紀の節目に合わせて連載。「爺丸台風から半世紀」「五十年目の悪夢」「緑をつくる」「北の森創世記」など8編。半世紀前の洞爺丸台風による森林被害状況などを撮影した貴重な写真も多数。森林関係者の未来に向けた森づくりの提言も。

土とは何だろうか?
著:久馬 一剛
¥1,575(税込) 299頁
B6判 2005年12月15日発売

 生命を育て、生活の素材としても欠かせない土。身近で馴染み深いにも拘わらず、その素性や働きを私達はよく知らない。その「土」が、今、危機に直面している。土壌学の泰斗が「土」の性質や働き、とりわけ人の営みと自然が関わりう場、すなわち水田が育んだ豊かな土についてやさしく解説し、環境創造の在り方について考える。

2008年3月19日
北海道の動物記
観察記録編
著:桑原 康彰
¥1,680(税込) 197頁
B6判 2004年6月30日発売

 クマが、キツネが、シカが、多くの動物たちが繰り広げる、驚きと発見、尊厳と哀歓の世界。
 自然豊かな北海道で動物観察をつづける著者の「動物記」新シリーズ。「山が豊かであれば、海も豊かになり、人の心も豊かになる。このような世界は野鳥や動物の楽園である」。自然を懸命に生き抜く動物のすがたから、人間も謙虚さを学んでほしい、との思いを込めた貴重な体験記録。然50篇に、クマの対処法5篇を付す。使用写真図版134点。

北海道の野生動物
開拓秘話・哀話編
著:桑原 康彰
¥1,680(税込) 177頁
B6判 2006年3月15日発売

 未開のエゾ地に新天地を求めて入植した開拓者と野生動物たちとの葛藤を描いた実話の数々。
 北海道で動物観察と逸話を書き続ける著者の「動物記」シリーズ第2弾。強暴な野生動物に闘争を挑み続けた勇壮なアイヌ民族の物語。羆の前に無残にも倒れた開拓者達、苦難に満ちた開拓への途を再現。野生動物たちが、生きんがために繰り広げた死闘の物語等。全53篇に面白い開拓当時の狩猟法編を掲載。

自然再生事業
生物多様性の回復をめざして
編:鷲谷いづみ+草刈秀紀
¥2,940(税込) 371頁
B6判 2006年6月20日発売

 失われた自然を取り戻すために「自然再生」とはどのようにあるべきか。日本の保全生態学とNGOが模索してきた事例や歴史とともに、第一線の研究者、フィールドワーカー、行政担当者がそれぞれの現場から詳述する。その理念と技術的な諸問題を幅広く紹介した。

ハーブの科学
著:陽川 昌範
¥3,570(税込) 249頁
A5判 2003年7月10日発売

 著者の長年の実地体験に基づき、ハーブを科学的観点から体系的にとりまとめた学術的入門書。

自然の実りがわかる本
著:新田 穂高、城ノ内 まつ子、中村 顕治
¥1,575(税込) 299頁
B6判 2005年12月15日発売

 農薬も化学肥料も使わずに野菜を植えて果物を育てる。自給の実践をめざして始まった完全有機農法による菜園づくりを、詳細イラストを交えて解説。1年間12カ月の菜園作業のコツとアドバイス。千葉県八街市にある中村自然農園を耕す中村顕治氏のノ ウハウとスピリットをカヤ葺き農家に移り住んだフライーライター・新田穂高氏が毎月取材してまとめた。

人獣共通感染症
監修:清水 実嗣
¥4,410(税込) 272頁
B5判 2007年10月31日発売

 「人獣共通感染症」にはヒトと動物の双方に病気を起こすもの、ヒトには重篤な病気を起こすにもかかわらず動物には無症状で感染源としてのみ重要な役割を果たすものなどがあり、それらをあわせて「人獣共通感染症」としました。主に獣医学の視点から疾病の特徴、ヒトと動物の関わり、疫学的事項などを中心に解説。
  本書は、『畜産の研究 58巻1号(養賢堂発行)』での特集記事「人獣共通感染症」を加筆・修正するとともに、いくつかの新たな項目を加え取りまとめ、単行本化したものです。

2008年3月21日
地球環境「危機」報告
著:石 裕之
¥2,205(税込) 341頁
B6判 2008年3月20日発売

 以前の局地的な環境問題とは異なり、地球規模で進行する環境問題。第一人者が、人口、災害、資源、感染症、化学汚染等の諸問題を取り上げ、環境崩壊の真相を現代人・社会との関係をひもときながら、諸データや迫力ある写真を駆使して明るみにする最新作。

墨と菌根でよみがえる松
著:小川 真
¥2,940(税込) 232頁
B6判 2007年7月4日発売

 全国の海岸林で、松が枯れ続けている。どうすれば、マツ枯れを止め、日本の原風景である。白砂青松をとりもどせるのか。

これだけは知っておきたい
人獣共通感染症
ヒトと動物がよりよい関係を築くために
著:神山 恒夫
¥1,890(税込) 160頁
A5判 2005年10月20日発売

 近年、BSEやSARS、鳥インフルエンザなど、動物から人間にうつる病気「人獣共通感染症(動物由来感染症)」が頻発している。なぜこれら感染症が急増してきたのか、病原体は何か、どういう病気が何の動物からどんなルートで感染し、その伝播を防ぐために私たちはどう対処したらよいのか。最新の話題と共にわかりやすく解説する。

田んぼで出会う花・虫・鳥
著:久野 公啓
¥2,520(税込) 165頁
A5判 2007年9月10日発売

 「農」の力を再発見!百姓仕事が育んできた生き物たちの豊かな表情を、美しい田園風景とともに紹介。
 「生き物との出会いのポイント」も解説。昆虫たちの決定的な瞬間を捉えた!とってもめずらしい孵化や産卵シーンなど。

農で起業する
脱サラ農業のススメ
著:杉山 経昌
¥1,890(税込) 249頁
B6判 2008年1月28日発売

 規模が小さくて、効率がよくて、悠々自適で週休4日。農業ほどクリエイティヴで楽しい仕事はない!生産性と収益性を上げるテクニックを駆使して、夫婦二人で、年間3000時間労働を達成する。
 楽しい農業のコツは「余裕」。時間、予算、計画の余裕がそれを可能にする。外資系サラリーマンから専業農家へ従来の農業手法に一石を投じた専業農家が書いた本。
 経験を積まなければ、農業は成り立たないのか?「感覚」や「感じ」「雰囲気」のような曖昧な領域であった農テクニックを、誰でもできるようにデータ化し、ビジネス的シミュレーションによって、成功にみちびく!めざすは、週休4日、上司もいない農家生活!

「ただの虫」を無視しない農業
生物多様性管理
著:桐生 圭治
¥2,520(税込) 192頁
A5判 2004年3月31日発売

 残留農薬が問題視され、食の安全性を希求する声の高まりとともに減農薬や有機農業がようやく定着しつつある。
本書では、20世紀の害虫防除をふりかえり、減農薬・天敵・抵抗性品種などの手段を使って害虫を管理するだけではなく
自然環境の保護・保全までを見据えた21世紀の農業のあり方・手法を解説する。

2008年3月25日
温暖化に追われる生き物たち
生物多様性からの視点
著:堂本 暁子、岩槻 邦男
¥3,150(税込) 413頁
B6判 2003年8月15日発売

 温暖化で何が起こるのか。プランクトン、昆虫から人間まで、気鋭の研究者たちが、フィールドの最前線から報告する。

鳥類生態学入門
観察と研究のしかた
著:山岸 哲
¥2,625(税込) 193頁
A5判 1997年4月25日発売

 第一線の研究者12名が執筆を担当。
鳥類生態学の最新の成果をふまえ、基礎編では鳥類の行動・食物・繁殖生活・種内社会・個体数・音声の調べ方を解説。
応用編では「種子散布に見る植物との共生」「DNA多型分析の生態学への応用」ほか、大学院生や鳥の調査に携わる方々に役立つ内容を収録した。

「健康な土」「病んだ土」
著:岩田 進午
¥1,785(税込) 181頁
B6判 2004年6月20日発売

 日本の恵まれた「母なる大地」が急速に劣化し「病んだ土」「砂漠の土」への道を歩みつつある。化学肥料や農薬の多投による生きものへの悪影響も無視できない。古くからの人類と土とのかかわり、土のしくみと進化をたどり、環境と自然の力を最大限に利用した「健康な土」「肥沃な土」を取り戻す方途を提案する。

「百姓仕事」が自然をつくる
2400年めの赤トンボ
著:宇根 豊
¥1,680(税込) 247頁
B6判 2007年5月26日発売

 田んぼ、里山、赤トンボ、きらきら光るススキの原、畔に咲き誇る彼岸花……美しい日本の風景は、農業が生産してきたのだ。
生き物のにぎわいと結ばれてきた百姓仕事の心地よさと面白さを語り尽くす、ニッポン農業再生宣言。

自然再生のための
生物多様性モニタリング
編:鷲谷 いづみ、鬼頭 秀一
¥2,520(税込) 233頁
A5判 2007年2月14日発売

 自然再生時代の生物多様性――地域生態系の健全性を維持するために重要な指標となる生物多様性のモニタリングとその評価について,市民と研究者による協働調査の豊富な実践例にもとづいて解説.里山やため池など身近な自然に〈元気な生態系〉を取り戻そう!

日本型環境教育の提案
編:(社)日本環境教育フォーラム
¥2,730(税込) 413頁
A5判 2004年3月20日発売

 自然・環境・野外活動指導者による、明るく楽しい環境教育の実践と提案。実践現場をふまえた、我が国初の環境教育体系化の試みです。プログラム、施設、学校、地域、人、事業づくりのノウハウに新たな事例・データを加えた改訂版です。
1992年7月初版から8刷りを重ねてきたロングセラーの改訂新版。「自然学校」や「自然体験型環境教育施設」への社会の需要がますます高まる中、本書をしのぐ実戦書は未だ無い。本書のもととなった5年間にわたる議論を積み重ねた清里環境教育フォーラムは、1997年4月に環境庁所管の社団法人「日本環境教育フォーラム」に発展し、わが国の自然体験型環境教育の普及のセンターとして機能している。本書はプログラム、施設、学校、地域、人、事業づくりのノウハウを満載し、自然学校の作り方、環境教育の始め方の「道具箱」として、環境教育普及の一端を担ってきた。その成果をふまえ、新たな事例・データを加えて改訂新版とした。

2008年3月26日
ファーブル植物記
著:J・H・ファーブル 訳:日高 敏隆、林 瑞枝
¥1,260(税込) 240頁
文庫判 2007年10月10日発売

 ファーブルは『昆虫記』のほかにも沢山の科学の入門書を残した。様々な比喩をもって優しく語りかけるスタイルは、19世紀博物学の時代の、古典の面白さに溢れる。

ファーブル植物記
著:J・H・ファーブル 訳:日高 敏隆、林 瑞枝
¥1,260(税込) 274頁
文庫判 2007年11月9日発売

 下巻はファーブルらしさがより濃厚に現われ、「植物の生き方」の話が満載。様々な比喩をもって優しく語りかけるスタイルは、19世紀博物学の時代の古典の面白さに溢れる。

毒キノコが笑ってる
著:天谷これ
¥1,365(税込) 207頁
B6判 2004年8月20日発売

 森のキノコが食べてみたい。でも、どこに行ったらいいのかさっぱり分からないし、そもそも食べられるキノコと毒キノコの区別なんかサッパリわからない…。でも、あの毒だけど超おいしいとウワサのベニテングダケも食べてみたい…。そんな著者(30代・女性)が、西へ東へキノコを追い求めて森に分け入り、繰り広げる抱腹絶倒、七転八倒のサブカル系キノコ狩り入門。

植物学とオランダ
著:大場 秀章
¥2,100(税込) 252頁
B6判 2007年7月25日発売

 生誕300年を迎えたリンネのオランダ留学事情、その支援者たちとの交流、庇護者クリフォートとその豪邸の今、ヨーロッパの庭園改革を夢みたシーボルトの足跡、幕末の日本人留学生たちをしのぶ風物、アジサイをはじめオランダの風景となった日本の植物の数々などなど、植物学者の目がとらえたオランダの歴史と現在、その魅力を語り尽くす。

森の動態を考える
著:西口 親雄
¥1,995(税込) 270頁
B6判 2004年3月25日発売

 日本特産の樹や花、虫や鳥、魚や動物たちは、どうして日本にたどり着いたのか?どんなわけあって今の姿になったのか?ときには歴史に理由を探り、ときには世界中の仲間とくらべ、場所・餌などの習性や性格、発祥からの足取りなど、時空を超えて思いを馳せつつ、日本の生物たちに秘められた「なぞ」を解き明かす。 

おいしい水のつくり方
著:中本 信忠
¥2,100(税込) 174頁
A5判 2005年8月18日発売

 いつから私たちは、水道水をあきらめ、ガソリンよりも高いミネラルウォーターを買い求めるようになったのか……
 なぜ水道水は飲料水としての信頼を失ってしまったのか……
安くておいしい水道水ができないのは、水道原水の汚染が原因ではなく、これまでの物理的水処理の方法に問題があったからだった。
 ヨーロッパで200年、日本の水道事業でも100年以上の実績を持つ「生物浄化法」を使えば、おいしく、安全な水道水が、これまで以上に安くつくれるのだ。
安全な飲み水に困る途上国でも、「生物浄化法」を使えば、村人たちが、自分たちで水道施設を建設、維持管理できる。
 本書では、「生物浄化法」の第一人者である著者が、90章にわたって、この水道水復活の切り札技術をていねいに解説する。

2008年3月27日
江戸のお茶
俳諧 茶の歳時記
著:山田 新市
¥2,520(税込) 310頁
B6判 2007年8月27日発売

 江戸時代の喫茶事情を探る
 「江戸時代の人は、お茶に塩を入れて飲んでいた!?」
どんな茶が、どんな飲まれ方をしていたのか? 茶にまつわる幾多の俳諧を紹介しながら、意外な角度から江戸時代の喫茶模様・喫茶文化の実態に迫る。巻末に「資料 俳諧茶合」として蒐集した2000余りの茶の句の一覧を付す。

大雪山とトムラウシ山
磯原・沼と雪渓の縦走路
著:前川 整洋
¥2,100(税込) 203頁
B6判 2002年4月20日発売

 大雪山は首都圏から遠い北海道の山だが、沼と湿原が至る所にあり、高山植物の群落は他の山域に例を見ないほどの規模で、まるで絵巻物の中を歩いているような縦走が楽しめる。本書は二度にわたるトムラウシ山までの縦走記であり、随所に詩や俳句をちりばめたエッセイである。

静かな山
スケッチ帖
著:石井 光造
¥1,835(税込) 158頁
A5判 1994年10月10日発売

 心に温かい絵と文。
 北海道から九州までの味わい深い静かな50山と12峠、心に残る山小屋と山里の情景、そして山の花。山を歩いた心象風景を1冊にしたスケッチブック。イメージマップ付。
 歩いたコース、スケッチの場所がひと目で分かるイメージマップが付いています。コースタイム、問合せ先、地形図名も載っているから同じコースを歩けます。

旅宿スケッチ帖
絵・文:岡部 一彦
¥2,039(税込) 156頁
A5判 1995年3月20日発売

 四季折々のとっておきの旅宿に泊まりスケッチしたカラー画文集。美しい風景から、宿自慢の料理や温泉など、各地の見どころがよくわかり、旅の楽しさ、良さがふんだんに伝わってくる。

鉄道が主役だった頃
戦中〜新幹線前夜
著:佐藤 勉
¥1,470(税込) 95頁
A5判 2005年3月20日発売

 終戦後、国内の輸送や移動の大部分を担っていた鉄道。華やかさも新幹線の以降のような技術の先端性もなく、職人芸的で基本的な必要性を重点に配慮されていた時代。新幹線開業前の時代の鉄道史。

東京野草図鑑
街草みつけた
絵・文:上條 滝子
¥1,680(税込) 207頁
A5判 2007年2月15日発売

 流行のボタニカルアートを超えた深い味わいのある草花の絵と、都会の一角を歩いて出会った街草たちが紡ぎ出してくれる珠玉の随想。二つのアートが織りなす、これまでになかった東京の野草図鑑。

2008年3月28日
写真で綴る
萱野茂の生涯
アイヌの魂と文化を求めて
著:萱野 れい子 編:須藤 功
¥2,900(税込) 167頁
B5判 2008年2月28日発売

 「独自の言語と文化があれば誇りをもって民族と言える」といい、明治以来の同化政策に異を唱え、日本の先住民族、アイヌの復権と文化の復興にかけた生涯。55年間支えた妻が280余枚の写真から、その思いを回想。

目的地は国立公園
アメリカとカナダの国立公園を
訪ね歩いたひと夏の旅から
著:加藤 峰夫
¥2,625(税込) 214頁
B6判 2001年3月15日発売

 自然地域を対象としたエコ・ツーリズムの実態と課題を研究するため、アメリカとカナダの国立公園をめぐり歩いた著者。専門領域の環境問題、管理制度面での特徴を中心に、各国立公園での代表的な活動体験や、その印象を綴る。

自然にドキドキ
著:菊屋 奈良義
¥1,631(税込) 254頁
B6判 1992年2月20日発売

 猪や狸、クモ、森など、様々な動植物との付き合いをユーモラスに活写しながら、多数の図版を添えて贈る最高に楽しい〈暮らしに密着した自然保護〉の本。安易な掛け声に惑わされず、地域に根差した自然保護の実践とその在り方をも考える本書は、自然と子供を愛する両親や先生方に必読書となろう。

お買上げ・お問合せはエコ・ネットワーク(環境市民団体)まで。
〒060-0809 札幌市北区北9条西4丁目エルムビル8F
TEL:011-737-7841 FAX:011-737-9606 E-mail:eco@hokkai.or.jp


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