クウとサルが鳴くとき
下北のサルから学んだこと
著:松岡 史朗
¥2,310(税込) 209頁
A5判 2000年3月25日発売

 「世界最北限のサル」の生息地・青森県下北郡脇野沢村に移り住んで15年。山に溶け込み、まるで群れの一員となったかのようにサルに接した。サルに恋し て、ひたすらサルを追いかけながらも、常に冷静な眼で見つめてた著者が、サルの世界の子育てや介護、死のとらえ方、ハナレザル、障害をもつサルの生き方な ど、新しいニホンザル像を描き出し、人とサルの境界が錯綜する下北半島から人間と野生動物の共存について問いかける。動物写真家が綴る15年間の撮影・観 察の記録。


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