ラムサール湿地基金設立・新刊『湿原力』出版記念
辻井達一先生追悼講演会
その遺志を未来に活かすために


 国内外の湿地研究や保全、地域づくりを牽引されてきた辻井達一先生が亡くなられて早いもので4月には3ヶ月を迎えようとしています。辻井先生のお考えには、いつも「人あっての自然」「現場主義」などの姿勢がありました。また湿原などの価値を再認識し、その保全には「十分な説明」と「合意形成の重要性」を常に訴えてこられました。私たちは、その教えや遺志を今ここで再確認し、今後に活かしていくことが求められているのではないでしょうか?
 この追悼講演会では辻井先生の遺稿である『湿原力』(北海道新聞社)の出版を機に、先生と縁の深い方々に語っていただき、皆様と一緒に北海道の未来について考えたいと思います。どうぞご参加ください。

 




 辻井 達一 氏
 1931年東京生まれ。北海道大学在学中の1960年ごろから湿原の研究に携わり、北大付属植物園長、同大学農学部教授などを経て、97年より北海道環境財団初代理事長。日本湿地学会会長など公職多数。2012年にはラムサール湿地保全賞(科学部門)を受賞。2013年1月15日、前立腺がんのため死去。






 

■日 時■
2013年4月24日(水) 18:30〜21:00 【入場無料】

■場 所■
道新ホール
札幌市中央区大通西3丁目

■定 員■
700名
(定員を超えた場合は、入場をお断りする場合があります)

■主 催■
公益財団法人北海道環境財団
株式会社北海道新聞社
財団法人北海道野生生物基金

■基調講演■
「辻井先生と私、そしてラムサール条約」  中村 玲子 氏(ラムサールセンター事務局長)
「辻井先生が北海道に遺したもの―霧多布湿原での活動を通じて」  伊東 俊和 氏(認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト事務局長)

■座談会■
「辻井先生の意思をどう我われは未来へ活かしていくのか」
進行:小川 巌(エコ・ネットワーク代表)
鮫島惇一郎氏(自然環境研究室主宰)
窪田留利子氏(イザベラ・バードの道を辿る会事務局長)
三木昇氏(北ノ森自然伝習所主宰)
金子正美氏(酪農学園大学教授)
嶋崎暁啓氏(NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク事務局長)

※当日、ご来場の皆様には辻井先生が編集委員長を務めた北海道新聞野生生物基金の自然情報誌「モーリー」をプレゼントいたします(財団法人北海道野生生物基金提供)。また、会場外では新刊『湿原力』を始め、辻井先生が関わられた書籍を販売します。

■3月26日(火)■
公益財団法人北海道環境財団 TEL:011-218-7811(土日祝日を除く10:00〜18:00)


エコ・ネットワーク(環境市民団体)
〒060-0809 札幌市北区北9条西4丁目エルムビル8F
TEL:011-737-7841 FAX:011-737-9606 E-mail:eco@hokkai.or.jp


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