サロベツ湿原の環境保全ボランティア
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砂丘林・湖沼ウォーキング
道北の天塩から宗谷にかけた日本海沿岸に広がるサロベツ地域は利尻礼文サロベツ国立公園の中心で、ミズゴケが育つ高層湿原、森林、湖沼など豊かな自然と、他に例を見ないほど広大な酪農地帯が広がっています。西の海には日本で最も姿が美しい島、利尻島が圧倒的な迫力で展開し、海の幸も豊かです。
ところがサロベツ湿原では周辺地域からササが侵入し、問題となっており、その原因を探るためサロベツ学会と合同で皆さまにご協力をお願いし、ササが侵入している湿原内の地下水位観測を行っています。広大なサロベツ湿原での調査はミズゴケ、ガンコウラン、エゾカンゾウなどの草花との出会いの場でもあり、天気が良ければ利尻富士を遠くに望みながらの軽作業は自然と一体感を味わう絶好の機会です。
その他サロベツ湿原の長さ30キロメートルにおよぶ海岸砂丘と砂丘林の一部をウォーキング。砂丘の間には大小100個以上の湖沼が珠玉のように点在し、神秘的な景観が展開しています。その湖沼景観をトドマツやアカエゾマツの林をぬう林道を歩きながら楽しむこともできます。
■日 時■
2010年7月3日(土)〜4日(日)
■宿 泊■
豊富温泉【TEL:0162-82-2292】
■参加費■
12,000円(コーディネーター料、保険料等を含む)
■定 員■
30名(先着順)
■スケジュール■
●7月3日(土)●
7:30◆エコ・ネットワーク前(北大正門を背に左手にあるエルムビルの玄関前)集合・出発。遠別付近で昼食。
13:30◆豊富町サロベツ湿原ビジターセンター着
13:30〜14:30◆ビジターセンターでサロベツ湿原の自然について地元のネイチャーガイドの説明と、調査の方法について担当者から説明をうけます。
14:30〜17:00◆サロベツ湿原ササ侵入域で地下水位の調査
18:00◆サロベツ温泉着、入浴・夕食
●7月4日(日)●
8:30◆ホテル発
9:30〜11:30◆稚咲内砂丘林・湖沼群ウォーキング
11:30〜12:30◆チーズ工房見学と昼食
12:30◆豊富発
17:30◆エコ・ネットワーク前帰着
■服 装■
軽作業ができる服装。軍手・長靴・雨具(カッパ)を持参して下さい。
■締 切■
6月15日(火)
お問い合わせ・お申込みはエコ・ネットワーク(環境市民団体)まで。
〒060-0809 札幌市北区北9条西4丁目エルムビル8F
TEL:011-737-7841 FAX:011-737-9606 E-mail:eco@hokkai.or.jp