日本から数千キロ南に位置するボルネオ島、約3分の1を占める北西部はマレーシア領なのに対して、南側はカリマンタンと呼ばれるインドネシア領です。乾期を迎える今頃から森林火災による災害が広い範囲で発生し、自然環境のみならず東南アジアに住む人達の生活に大きな影響を及ぼしていることは、ニュース等でご存知かと思います。
 森林火災といわれているものの、実は大湿地帯を形づくっている泥炭が燃えたり、くすぶったりしていた事実はあまり知られていません。火災の度に吐き出される煙には大量の二酸化炭素が含まれ、地球温暖化の主因のひとつとさえ言われています。また、人々の生活に欠かせない水資源も進まない衛生施設の普及、不法な金の採掘事業などの影響を受けて質の悪化がすすでいます。
 この機会にカリマンタンをフィールドに十数年以上にわたって熱帯性泥炭地のメカニズムを調査してきた専門家から森林火災の実態と影響について語ってもらいます。また地元の大学を中心に始まった植樹ボランティアの活動も紹介します。


  

日 時
 2007年8月30日(木) 18:30〜21:00
場 所
 環境サポートセンター多目的ホール
 札幌市中央区北4条西4丁目伊藤加藤ビル4F TEL:011-218-7811
講 師
 高橋 英紀(NPO法人 北海道水文気候研究所)
 橘 治国(NPO法人 北海道カリマンタン交流協会)
 【司会】小川 巌(エコ・ネットワーク)
内 容
 高橋、橘両先生に豊富な映像、図表を用いて語り合ってもらいます。併せて11月下旬に予定しているカリマンタン環境ボランティアの紹介をします。
定 員
 40名(申し込み順)
参加費
 500円(資料代)
主 催
 (財)北海道環境財団、NPO法人 北海道カリマンタン交流協会
協 力
 エコ・ネットワーク

お問合せ・お申込みはエコ・ネットワーク(環境市民団体)まで。
〒060-0809 札幌市北区北9条西4丁目エルムビル8F
TEL:011-737-7841 FAX:011-737-9606 E-mail:eco@hokkai.or.jp


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