ecoism

2017年2月
今や台湾は日本の先を行っているのを実感する旅立った。

1月14日~18日の日程で台湾ウォークに行ってきた。今回で4回目である。中部の台中市までは新幹線に乗った。台北とその近郊では、もっぱらMRTと呼ばれている地下鉄とバスを利用した。MRTは5路線あって主なところはこれで大体間に合う。開業したのが新しいせいもあって駅も車両もきれいだ。それにプラットホームをはじめ駅構内が広くすっきりしているのに感心した。
 ハード面だけでなく、例えば乗車券のシステムもよくできている。割安な乗り放題のMRT乗車券は1、2、3日の3種類がある。それとは別にMRTのみならず市内バス、近郊バス、さらには日本のJRに相当する台鉄にも使える悠遊カード(ICカード)も発売されている。これだと台北だけでなく台中のバスでも使えたので大助かりだった。悠遊カードを購入する時、年齢を言ったら65歳以上は運賃が20%引きになると教えてくれた。お陰で思い切り公共交通機関を利用することができた。札幌市営交通に限らず、日本の交通機関の運賃システムは硬直化している。今日、台湾から学ぶべきことが多いと痛感させられた旅であった。


台北市内のフットパス(遊歩道)

エコ・ネットワーク 小川 巌


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