ecoism

2016年6月
ダニにつかれないために、つかれてしまったら

6月は春でもあり初夏とも言える。歩くのに最もふさわしいシーズンだ。活動的になるのは我々人間だけではない。野鳥はさえずり、虫たちもうごめきだす。ヘビだってそうだ。中でも注意を要するのはマダニやスズメバチなどだろう。マダニはカやアブと同じ吸血性の生き物だ。ササとか草の生い茂ったところに入ると、ズボンの上に付着しているのがよく見つかる。時には何匹も同時に這い上がってくる場合もある。
足元をしっかり締めたところで、いつの間にか服の内側に侵入する。虫除けの薬など全く効かないからたちが悪い。こんな生き物がいるから野外に出ないなどと言ってたら体が弱る一方だ。対処法は一にも二にもチェックを繰り返すしかない。
①野外を歩いたら休憩時に衣服にマダニがついていないかチェックする。
②ズボンだけでなく、帽子や首に巻いたタオルなどのチェックも忘れずに。
③帰宅したら入浴時に再チェックする。体の柔らかい部分を重点的に!皮膚に食い込んでいてもひねるように引っ張れば、その日のうちなら取れる。
喰いつかれたからと言ってダニが悪いのではない。人間が応分の注意を怠らなければ大事に至らずに済むと知るべきだろう。

エコ・ネットワーク 小川 巌


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