ecoism
2015年7月
フットパス以外にもいろいろなテーマにチャレンジしているのだ
最近『エコ・ネットワークはフットパスだけをやるのですか?』と質問されることがよくある。二十数年前の設立当初から特定のテーマにこだわらずに広い意味の環境をテーマに活動を続けてきた。見方を変えると何を目指しているのか、さっぱり分からない組織と映るかも知れないが、私はそれでよいと思っている。
フットパスだけではない証を少々示してみよう。今月12日には南幌町の無農薬栽培の水田で雑草取りを行う。始めてから5、6年になる。雑草はいえ水田でもっぱら育つクワイとかミズアオイなどを抜く作業だ。やってみて分かることだが、なかなか重労働だ。数日は足の筋肉がずっしりと痛む。でも、その痛みが重労働を記憶している証拠だと思うようにしている。
19日には「盤渓の森プロジェクト」を主催する。身障者も楽しめる森とフットパス作りを目指している。
25、26日には赤井川村のドロームキャンプ・フィールドを会場に親子エコキャンプが行われる。虫捕りや水遊びで終わるというのではなく、太陽熱の利用によるクッキング体験もプログラムに組み込んでいる。少々オーバーに言えば環境系と自然系との融合型キャンプなのである。
8月のお盆明けには大人のエコキャンプをやりたいと計画している。昔盛んだったキャンプファイアーを囲んで大騒ぎというのではなく、文字通り環境にやさしい大人のムード漂うキャンプにしようと頭を絞っている。思いついたテーマを次々実行していくのが、エコ・ネットワークの真骨頂に他ならないのだ。
田んぼに足を入れる機会もどんどん少なくなっており、「田んぼ体験」でもある。
作業の途中で「なんぽろジンギスカン」の昼食付。
親子エコキャンプで太陽熱を利用した「ソーラークッカー」の組み立て
昨年は野鳥講座も行われた。
エコ・ネットワーク 小川 巌
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