ecoism

2013年8月
真夏の雪の利用法あります!

今年は春の訪れが遅かったのと、低温の日が続いたため真夏に突入した今も札幌市内の堆雪場にはまだ雪が残っていると新聞は報じていた。その数、14ヵ所とか。そのため管理費などがかさんで、困っているという話だ。これまでは厄介者でしかなかった雪を活用した冷蔵法が徐々に広まっているという別のニュースも見た。

さて、もっと積極的な活用法もあるのではないか。例えば観光で訪れる人たちに見せるのではどうか?国内の人でも夏の雪とは驚くに違いない都市雪渓だ。ましてや熱帯地域に住む人たちだったらぶったまげるのではないか。堆雪場を観光コースに組み入れてみてもらえば、新たな名所になること請け合いだ。ただ見てもらうだけではなく、実際に雪に触れてもらえると、インパクトは更に増すはずだ。雪で被った冷室を作っておいて、そこに入ってしばしの冷房を楽しんでもらうなんてどうか。

まだある。冷温保存した野菜を使った料理を食べてもらうこともできるだろう。ここまできたら、電気代タダで冷やしたビールを飲まない手はない。さぞ美味しいだろう。雪や厄介者どころか、これまでにないビジネスチャンスにもなる…と、ビールを飲みながら思いめぐらせた次第。


エコ・ネットワーク 小川 巌


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