ecoism

2011年9月
道南の殿様街道はおもしろかったがちょっと苦戦した

8月19〜22日の4日間、6月の道東ウォークに続く「道南ウォーク」に26名で行ってきた（7月の道北ウォークは中止）。1日目は大沼地区にあるジュンサイ沼から大沼トンネルの函館側まで続いている旧国道を。2日目午前中は函館山（旧登山道〜七曲コース）を歩いた。午後は今回のウォークの目玉というべき福島町の殿様街道である。まずは腹ごしらえをしてからと同町千軒地区で千軒そばを食べた。地元のカァさんたちが運営をしている店だった。味は上々。皆さん満足した様子だった。
13時半、ウォーク開始。歩き始めてから10分足らずで旧街道らしい雰囲気になってきた。ブナとスギの混じる稜線歩きは気持ちよかったし、旧国鉄松前線の鉄橋渡りはスリルがあった。谷に出て標識に従って歩いたものの、我われの目指した下山口とは逆の方に向かっているのに気付いて戻ることにした。
下流に向かう道を何とか見つけ、無事下山に漕ぎつけた。道がどんなに素晴らしくても標識が不完全なのは致命的な欠陥である。最終局面で激しい夕立に見舞われたのも重なって、せっかくの好印象が台無しになってしまった。
3日目は江差町のいにしえの道とせたな町の浮島公園フットパスコースを歩いた。これまであまり情報のない道南ではあったが、歴史を感じさせるフットパスがあることを知ったのは収穫だった。


殿様街道の旧国鉄鉄橋跡


昼食に食べた千軒そば

エコ・ネットワーク代表　小川　巌

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