ecoism

2010年12月
秋の北信濃を歩きました。

3泊4日の日程で北信濃ウォークに行ってきた。総勢10名である。1日目は行きがけの駄賃よろしく群馬県横川町のアプトの道を歩いた。2日目は長野県戸隠古道である。「アプト」は旧信越本線の廃線跡がそっくり遊歩道になっている。5kmくらい歩くだけで数百人とすれ違った。大変な人出である。古道はなかなかいい道である。なのにすれ違う人はゼロ。われわれ以外歩いているのは1グループのみ。ところが、古道のゴールである奥社山門近くに至ると、湧出るがごとく人、人、人。この落差は一体どこからきているのだろうか。察するにアプトの方は、関東一円から集めたある旅行社の一団だったこと、奥社は吉永小百合のJRポスターと話題の「パワースポット」が影響しているものらしい。
 
本格的な歩きではないにしても、旅行会社のイベントであろうとも歩く人が増えているのは好ましいことだ。近い将来、北海道でも同様な現象が起きればと今から期待してしまう。


旧信越鉄道の廃線跡フットパス


戸隠古道を歩く

エコ・ネットワーク代表 小川 巌


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