ecoism
2010年8月
最北のフットパスを歩く
宗谷丘陵のフットパスを歩いてきた。最北端・宗谷岬の後背地に広がる丘陵で周氷河地形としても知られている。なだらかな曲線はどこかに似ていると思ったら2ヶ月前に行ったアイルランドの丘陵そのものだった。あちらは本物の氷河が発達していたのだから、似てて当然というもの。
涼やかな風を受け、快晴のもとを歩けたのだから申し分のないウォークを楽しめた。もう少し歩きやすい道にすれば道内有数のフットパスになること間違いなし、というものだ。
人は北を目指す。となればいずれ道内のフットパス網が完成した暁には、稚内がゴールにふさわしい地点になる。今からそんな構想を持って整備を進めてもらえたらいいのにと思う。それと対岸のサハリン南部にフットパスを作るように働きかけてはどうか。海を渡り外国のフットパスを歩けるなんて夢があっていいじゃないか。
アイルランドの風景に似ている宗谷丘陵
快晴の宗谷丘陵ウォーキング
エコ・ネットワーク代表 小川 巌
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