ecoism

2010年4月
今度で5回目の熊野古道歩き

425日の4日間の日程で中辺路を歩いた。1日目夕方、和歌山県田辺市のJR駅から天神崎まで行ってきた。市民が搬出した資金を元手に海岸後背地に計画された別荘分譲地を買い戻した日本初のナショナル・トラスト型運動地として知られている。
残りの3日間で熊野本宮大社まで歩いた。さすが熊野古道の銀座通りと云われるだけあって、道標、サイン等は完璧、トイレも要所にあって困ることはなかった。ウォーカーとも時々出会った。去年の小辺路では、4日間で一組2人しか出会わなかったのとは大違いであった。
方向を示す道標とは別に1から順に番号のついた木柱が500m間隔くらいで設置されていた。同行した人たちの多くは、その意味がよくわからなかったそうだ。しかし、その目的が分かれば設置者の配慮が伝わってくるというものだ。
つまり、怪我をするなどして歩けなくなったり、道に迷ったりした時など、番号さえ携帯等で伝えればその位置が分かる仕掛けとして機能しているからだ。現代版の一里塚みたいなものだ。



番号(33番)が書かれた標識

エコ・ネットワーク代表 小川 巌


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