ecoism
2009年5月
全道フットパスは10回目を迎えました。
サクラ前線が4月末に北海道に上陸して、いよいよ本格的な春の到来だ。昔は「春を待ちわびる」とか「待ちに待った春の訪れ」といった常套句がよく使われた。最近あまり聞かなくなったように思う。かんじきを履いて野山を気ままに歩いたり、雪中ウォークをしたりと、無雪期と変わらない活動を楽しめるようになると、春が待ち遠しいという気持ちになりにくいのでは、という気がする。
それはともかくとして、やはり5月ともなるとあちこちから花便り、鳥のニュースが頻繁に届くようになり、何となく落ち着かない。というよりは、季節に追い立てられるようで慌ただしい。歩く活動も一気に本番入りした。
毎年2回のペースで実施してる全道フットパスの集いの予告をしておこう。6月27日(土)、28日(日)は、第10回の記念大会になる。札幌と南幌と連携して進めることになっている。札幌市内から野幌森林公園を抜けて南幌町に至る新ルートを歩く予定だ。ひとつの市や町の中で完結してしまうのではなく、複数の自治体をまたいで歩くことに意義があると考えている。
それがさらに長沼や岩見沢へとつながれば、長距離フットパスの出来上がりという訳だ。11回目は8月29日(土)、30日(日)に上富良野町で予定されている。
エコ・ネットワーク代表 小川 巌
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