ecoism

2009年1月
黒松内町「にほんの里山100選」に決まる

今日(6日)の朝日新聞朝刊に「にほんの里山100選」の選定結果が報じられていた。これは「人々の暮らしによって育まれたすこやかなで美しい里」を選ぶ朝日新聞創刊130周年記念事業である。全国から4474件の応募があり、約2000件に絞った候補地の中から「景観」「生物多様性」「人の営み」を基準に選定した。道内からは103件の応募があり、83の候補地の中から浜中町と黒松内町が選ばれた。どちらもよく知った町であり、正月早々嬉しいニュースとなった。
 特に黒松内町とは20年以上の付き合いがある私としては、このような形で評価されたことを心から喜びたい。そもそも北海道に里山など存在するのか、と訝る向きもあろうが、本州とはまた違ったスケールと質からなる「北海道型里山」が育っているのも確かだ。黒松内町はまさにその代表例といえる。20年かけて一歩一歩築いてきた里山だけに、まねのしようがない厚みが感じられる。

折りよく刊行されたばかりの「モーリーNo.19」の特集は、「北海道の里山」である。是非読んでいただきたい1冊だ。

エコ・ネットワーク代表 小川 巌


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