2005年11月
一日散歩きっぷで歩き、食べ、飲む旅

10月末の土曜日、一風変わったツアーを実施した。休日、祝日のみ利用できるJRの一日散歩きっぷ(2,040円)をフルに使って、フットパス歩きもグルメも楽しむという趣向である。参加者は全部で11名。7:13札幌発の小樽行普通電車に乗るところからスタート。すぐに接続する列車で黒松内へ。街中を流れる寺の沢川沿いの遊歩道を歩いて、歌才自然の家に向う。レストラン「貴里花」で昼食(ビールを飲んだ人も)。食後、天然記念物「歌才ブナ林」を回ってブナセンターへ。ここで小休止の後、道道のバス停「西の沢」まで歩き、寿都発のニセコバスで長万部駅まで約30分の旅。15:11の列車で東室蘭経由、輪西下車。駅近くの「一平」輪西店が目的地である。室蘭は美唄と並ぶヤキトリの名産地。9種類のメニュー全部を賞味した。評判は上々。予定した2時間はアッという間に過ぎた。ほろ酔い、酩酊気味の参加者を乗せて21:51無事札幌着。「歩く」「食べる」「飲む」を加えたことで、ウォーキングを2倍も3倍も楽しいものにできることが実証された一日だった。

エコ・ネットワーク代表 小川 巌


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