2005年5月
エゾシカ角拾いボランティアで角を拾ってきました。
連休最後の5月7日(土)、8日(日)、えりも岬の牧場でエゾシカの角を拾う環境ボランティアを実施した。直前に新聞で紹介されたため、電話が数十本も入った。何しろ初めての試みでもあり、地元の受け入れ態勢もよく分らなかったため、大部分をお断りせねばならなかったのは残念やら、惜しいやら。結局一日参加と宿泊組を合せて17名プラス地元が4名の21名による作業となった。
7日は天気予報通りの風速30メートルはあると思われる大荒れの天気の中で、高台にある吹きさらしの町営牧場の中をさまよい歩いた。雪まじりの強風だからまともに顔に当るのは痛いの何の。10m、20m間隔で痛くないように顔を横に向けて歩く様子は滑稽そのもの。それでも1時間少しで12本を拾うことが出来た。2日目は薄日もさすまずまずの天気。風が弱かったのが何よりも嬉しかった。ずっと奥の牧場に展開したせいか、30本以上の収穫。
なぜこんなボランティア活動になったのか。オス鹿は雪解けの頃に脱角することは知っていた。春になり角が伸びた牧草に隠れたところをトラクターが入り、角がタイヤに刺さるアクシデントが少なからず起きる聞いたのが、始めるきっかけになった次第。酪農家の人の喜ぶ顔が忘れられない。よーし、来年もまたやるぞ!
エコ・ネットワーク代表 小川 巌
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