4.6 おわりに [目次へ]
アイヌ文化教育をどのように位置づけるか ティーム・ティーチングという観点で アイヌ文化の学習の広がり 学習を進めていくための地盤づくり |
以上のような四つの観点でまとめながら、松本陽子先生のアイヌ文化の授業の歴史的な位置づけと意義について、私なりにまとめてみたつもりでいます。
今回の授業を通して、以下のようなことが成果が得られたのではないかと私は思います。
・アイヌ文化をとりいれたこと ・学校の先生がアイヌ文化にふれる機会をつくる ・学習材の自主編成 ・アイヌ文化の広がり、いろいろな教科との関連性 ・ティームティーチング、ティーチングアシスタントの試み ・学校への地域の参加 〜ウタリ協会の協力によるアイヌ文化教育〜 ・家庭に学習内容を知らせることによって、 地域の人たちがアイヌ文化にふれる機会をつくったこと |
最後に、これから私達が実践を進めていく上で、大切にしなければならないことについていくつか確認して終わりたいと思います。
・一つ目は、日常生活に身近なところからはじめること ・二つ目は、地域とのつながりが大切であること ・三つ目は、伝統的なアイヌ文化にとらわれて、 現在を見落とさないこと |