イグニッションとバックランプをフロント側から配線するため、助手席スカッフプレート〜Bピラー〜助手席側2列目スカッフプレート〜Cピラー〜荷室助手席側バッテリー室まで、赤白の1.25mm2線を4mほど引き通します。
スカッフプレートは外す必要はなくて、手や内張りはがしで少し浮かせて、すきまに横から配線を押し込みます。
また、ピラー部は外さずに横から押し込みました。
ポイントは、走行用216Vバッテリー上部の3列目シート可倒ヒンジ部分の処理で、きちんと配線しないと折りたたみを繰り返すうちに最悪ヒンジで配線がショートする恐れがあります。
この可倒ヒンジ部分は、前方最外側の化粧プレートを外して作業しますが、私は、作業後にロックピン関連の部品を紛失したのか?破損したのか?留めることができなくなってしまいました。
私がやった配線ではプレート間の渡り部分で微妙に配線が見え隠れしているので、より完璧を目指したい方はスカッフプレートを一旦取り払ってカーペット下へ埋め込むと良いと思います。
灯火類配線と12Vバッテリー室での作業性向上のために、左右のテールランプユニットを取り外します。
バックゲートを開いた状態で、テールランプユニットを留めている2本のボルトを外します。
前側先端はプラスチックの咬合ピンに差し込まれる形で留まっていますので、それを意識しながら両手でニワトリでも抱きかかえるようにして(笑)まっすく後ろに引き抜きます。
中途まで引き抜くと、コネクターが3個見えますが、このうち上部の灰色のコネクター(ウィンカー)と真ん中の黒色のコネクター(テール、ストップ)を外すと、車体から分離できます。
下にある白色のコネクターは、LEDウィンカー点灯回路の中継コネクターですので、触っても意味がありません。(^^;
これからの作業のために、バックドアスカッフプレートを取り去ります。
バックドアスカッフプレートの左右に荷室用フックがありますので、それを留めているボルトを外します。
両方外したら、最後にバックドアスカッフプレートを取り去ります。