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マレーシアに生息する、ユニークな形態のアースタイガーでございます。体長は５−６ｃｍと、まぁ中サイズでございますかな。
ご覧の通り、第４脚がモサモサと太いでしょう。アフリカのスタウトレッグバブーンに似た感じでございますねぇ。どもこちらは東南アジア圏のアースタイガーでございます。４脚目を太く見せることで、何か意味はあるのでしょうかねぇ。生き物の形態に、無意味というものは殆ど無いのでございます。きっと何かしらの意味があるのでございましょう。しかし私め、コレでも一応人間でございますので、さすがにクモの気持ちは良くわかりませんなぁ。
これが来たのは、２００１年の初頭でございまして、マレーシアバイオレットCoremiocnemis sp.と呼ばれるタランチュラも同時期に入荷されて来たようでございます。この両者は非常に良く似ておりまた。が、マレーシアバイオレットの方は、頭胸部が横に広い感じで、頭胸部と腹部そして腿節がより顕著に紫、いわゆるバイオレットって感じになるようでございまして、綺麗と言えましょうなぁ。でもまぁ、あれです、４脚めが太い事を除いてしまうと、はっきり言って微妙。
巣穴を掘るタイプのようでございますので、床材は掘りやすいものを厚く敷いて上げましょう。掘らない個体、もしくは掘らせない場合、あまり調子が優れずに、死んでしまうこともあるようです。WCの入荷しか見られない事もあり、入荷した時既に調子を落としてる場合もございまして、飼育が容易であるとは言えない感じでございますよ。 |
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