'98年非核国際シンポジウムイン十勝

「非核国際シンポジウム」にご参加を

十勝おりづる会(十勝原爆被害者団体連絡協議会) 会長 三井 與一

Undated photo of a previous French test at Moruroa atoll 私たち被爆者が、広島、長崎で、地獄のような体験をしてから、すでに53年が経過しました。当時小学校だった者も、還暦を迎え、高齢化が進んでいます。
私たちは、一刻も早く、核兵器のない世界を実現することこそ、原爆でなくなった人々に対する最大の供養であると考えています。
しかし、今年は、インド、パキスタンが核実験を行い、アメリカは、未臨界核実験を繰り返し、核戦争開始9分前とも言われています。
かねてから、核兵器廃絶のための幅広活動を続けておられる「とかち非核・平和フェスティバル実行委員会」が、今年も、世界各地で核兵器廃絶の運動に取り組んでおられる方々を招いて、「非核国際シンポジウム」を開催されるとの事です。ぜひ参加されて、核兵器の恐ろしさを知り、核兵器廃絶のために力を出していければと思います。
(十勝には、三十数名の被爆者が在住され、核兵器廃絶とともに、国家補償を明記した、被爆者援護法の制定を望んでおられます)

とき1998年725日(曜日) 午後1時開場
ところ北海道新聞帯広支社2階大会議室(北海道帯広市西4条南9丁目)

参加費/1,000円(高校生以下無料)参加予約券ご希望の方はこちら


第1部午後1時30分〜午後2時
文化行事
ビデオ上映「地球の風車」

第2部午後2時〜4時
国際シンポジウム
「核兵器のない21世紀を迎えるために、私たちにできることは」

●発言者(予定)

バーニー・リチャーズ氏 バーニー・リチャーズ氏 ネルソン・アンジャイン氏 ネルソン・アンジャイン氏
非核法を堅持しているニュージーランドで、長年平和評議会ウエリントン委員会議長として、非核法の制定、維持、核兵器廃絶の運動で活躍。アオテアロア・ニュージーランド平和評議会全国書記 1954年アメリカのビキニ水爆実験で最大の被害を受けたロンゲラップ島の元村長。現在、島民は、放射能に汚染された島を逃れ、メジャット島で生活している。
チャールズ・ヒルフェンハウス氏 チャールズ・ヒルフェンハウス氏 中村 悦雄氏 中村 悦雄氏
ネバダや、太平洋で核実験に参加させられ、被害を受けた復員兵士の組織である「アメリカ原爆復員兵士連盟」の若手活動家。アメリカ原爆復員兵士連名書記 中学二年生の時、広島の勤労動員先の軍需工場で被爆。クラスがほぼ全滅したと思われる中で、奇跡的に生き延びる。十勝在住被爆者の組織である「十勝おりづる会」事務局長。元帯広柏葉高校教諭、現在同校講師。

主催/とかち非核・平和フェスティバル実行委員会

連絡先・同事務局 帯広市稲田町西1線5番地46 山田克二宅
電話・FAX共用(0155)48-0460
後援/帯広市・帯広市教育委員会・十勝町村会・十勝町村議会議長会
北海道新聞帯広支社十勝毎日新聞社・北海タイムス帯広支社・ 朝日新聞社帯広通信局
毎日新聞社帯広通信部読売新聞社帯広通信部NHK帯広放送局HBC帯広放送局
北海道文化放送帯広支社STV帯広放送局HTB帯広通信局OCTV帯広シティケーブルFMウイングFM−JAGA


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