アレン・ネルソンと平和を語るつどい
 元米海兵隊員のアレン・ネルソン氏を迎えた講演会「アレン・ネルソンと平和を語るつどい」が8月12日夜、北海道帯広市のとかちプラザで開かれました。 Shinichi Miyake

 はじめに、釧路平和委員会の三宅信一さんからネルソンさんの紹介がされました。
 その後、ネルソンさんみずからの生い立ちや海兵隊の実態などを報告。参加者は、熱心にネルソンさんの話に聞き入っていました。

Allen Nelson
アレン・ネルソンさん (右)と通訳の
藤岡帯広平和委員会事務局長
Real Audioをクリックするとアレン・ネルソンさんのお話を Real Audioで聞けます。

アレン・ネルソン
 1947年ニューヨーク生まれ。1965年海兵隊入隊。沖縄の米軍基地で訓練後、ベトナム戦争に従軍。1970年除隊。高卒の資格を取りニューヨークの大学に。戦争後遺症に悩まされ、10年余り医師のカウンセリングを受けながら青少年活動にかかわる。ニュージャージー州カムデン市で「カムデン青少年センター」を開設。ボランティア活動で貧困世帯の若者の相談や就職の世話などに取り組む。1995年9月、沖縄での少女暴行事件を機に、米兵を本国に連れ戻す運動を開始。1996年5月、沖縄を30年ぶりに訪れる。家族は妻と子ども2人。

 岩波ブックレット「沖縄に基地はいらない ― 元海兵隊員が語る本当の戦争 ―」で、國弘正雄氏との対談が掲載されている。


Singing Handshake
bluesを披露するNelson
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参加者全員がネルソンさんと
握手をして終わりました。

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